テレワーク、リモートワークの作業場所に新しい選択肢。民泊やキャンピングカーが注目

新型コロナウィルスの影響で、企業はテレワークを推進していますが、従業員がテレワークできない環境について課題視されています。
働く場所に関する課題解決のため、民泊やキャンピングカーを活用したサービスを提供する企業が注目されています。

働く場所の重要性

テレワークやリモートワークで重要になるのが、働く場所です。
これまでは「オフィス」という働く場所が企業から提供されており、デスクや椅子、パソコン、ネット環境、キャビネットなど快適に働ける環境が用意されていました。しかし、テレワークやリモートワークの導入によって、働く場所がオフィスではなくなり、会社以外の場所で働くことを求められるようになりました。

そのため、自宅のネット環境を見直したり、カフェやコワーキングスペースなど働く環境を従業員自身で設定する必要が出てきました。こうした背景の中、第三の場所として民泊やキャンピングカーを利用した場所の提供をする企業がサービスをリリースしています。

これまで1,300件以上の民泊の運営を代行している株式会社エアサポ

同社は、新型コロナウイルスによるテレワーク環境を求めている企業に対して、全国で運営中の民泊(486部屋)、パーティースペース(180部屋)、さらにキャンピングカー(24台)をテレワークとして活用できるサービス提供を開始しました。

サービスの特徴

同社が提供するサービスについて解説いたします。

民泊が利用できる

同社の民泊サービスは、世界最大級の民泊マッチングサイトであるAirbnbをはじめとして、インターネット販売による旅行代理店など、多数の民泊サイトにサービス案内を掲載し、案内を加速しています。
テレワークを実施する企業にとって、社員のワークスペースを確保するのは喫緊の課題ですが、このような民泊を活用するという考え方は斬新だといえるでしょう。

キャンピングカーが利用できる

キャンピングカーによるテレワークスペースの提供は、エアサポ社のキャンピングカーサービスであるJapan Road Trip(ジャパンロードトリップ)によって運営されています。
このサービスでは、同社が提供する各種のキャンピングカーを使用することでテレワーク環境を確保できます。

通常は最低利用期間が24時間以上ですが、今回のサービスでは「特別プラン」として最低6時間以上の利用ができます。
テレワークにキャンピングカーを活用するという発想も更に斬新ですが、この試みは報道などでも多数取り上げられているようです。

まとめ

テレワークの環境には未だ多くの課題が山積しています。
こうした状況下で、今回の民泊やキャンピングカーを活用したワークスペースの提供は、新たな試みとして注目です。
一方、従業員から見ると自宅以外に民泊やキャンピングカーという選択肢が出てくるようになるには時間を要し、浸透には時間がかかると予想されます。
企業は、こうした第3のワークスペースを選択肢のひとつして捉え、福利厚生や働き方改革のひとつとして制度を見直す必要があるのではないでしょうか。

記事監修:染谷祐吏(yuri someya)
一部上場企業のデジタルマ―ケティング責任者としてデジタルトランスフォーメーション推進や新規事業開発に従事。業務支援コンサル、ベンチャー企業の戦略人事を経て2019年にデジタル人材特化型のエージェントとして株式会社MOCHIを設立。テレワーク×DXの課題解決として「リモフリ」を立ち上げ。