テレワーク導入で明らかになった保育園の重要性

テレワーク拡大に伴う保育園の閉園で育児に大きな課題が

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの企業や団体がテレワークを推進したことで、自分の子どもを養育のために預けていた保育園もまた休園や登園自粛を余儀なくされたため、多くの社員や従業員が在宅勤務と育児の両立に大きな課題や悩みを抱えています。

課題を明確化し、解決策を明示した調査結果をリリース

保育や育児に関する求人サイトを運営するキャリアフィールド株式会社はこのたび、新型コロナウイルスの感染拡大によって休園や登園自粛に追い込まれた保育園に子どもを預けている保護者(対象:年齢が20代~30代の回答者421人)を対象に、今回の状況を受けて保育園に対して抱く意識について調査を実施し、その結果をリリースしました。

調査結果サマリ

1.保育園が休園や登園自粛となり、子どもを預けられなくなった保護者のほとんど(98.3%)が、保育園は社会にとって必須の存在と回答


2.保育園の役割や社会的意義について、子どもに様々な遊びや言葉を教えてくれる(67.0%)、社会性が身につく(64.4%)など、保護者が普段家庭で対応できない重要な役割を担っていることが明らかに


3.保育園に通えないことで、友達との関係が疎遠になり体力が低下し、また生活リズムが崩れたことなどへの不安をほとんどの回答者(95%)が不安視しており、在宅勤務やテレワークと育児の両立の困難さに加え、子どもの成長に対する不安感が大きい状況が判明


4.保育園に対しては、その存在がない生活は想定できず、役割全体に感謝するのみという、保育園や保育士への絶大な信頼の声が圧倒的

課題に対する取り組み

保育業界は、ここ最近全国で子どもの保育に対する需要拡大とともに関連施設が急増し、また保育士の不足が大きな社会問題となっています。
厚生労働省の調査によれば、全国の保育施設数は2012年(2万4,000ヵ所)から2019年の間に約1.5倍(3万6,000ヵ所)にまで増加し、保育施設に通う児童数も同時期比較で218万人から268万人に拡大しています。同社では、こうした状況下での保育士不足の深刻化に伴い、1人でも多くの保育士が新たに誕生するよう支援を続けています。
具体的な活動としては、今回の新型コロナウイルス感染拡大の影響で職場を失い、新たな仕事探しを余儀なくされた人々を対象に、保育園で働きながら保育士の国家資格取得を目指す講座を開設し、受講料全額免除の特別枠を募集(定員100名)するなど、圧倒的に不足する保育士の育成に取り組んでいます。

まとめ

新型コロナウイルスの感染拡大、また働き方改革に伴うテレワークの定着により、子どもを保育園に預けることがままならない保護者が急増しています。
受け皿である保育園と、担い手である保育士の育成拡大は急務であり、今回の提案はこうした状況改善に役立つものとみられます。

記事監修:染谷祐吏(yuri someya)
一部上場企業のデジタルマ―ケティング責任者としてデジタルトランスフォーメーション推進や新規事業開発に従事。業務支援コンサル、ベンチャー企業の戦略人事を経て2019年にデジタル人材特化型のエージェントとして株式会社MOCHIを設立。テレワーク×DXの課題解決として「リモフリ」を立ち上げ。