テレワークを本格的にしていく中で、社員の快適な作業環境を整えることは、仕事の効率や生産性を上げる上で非常に大切です。
そこで今回は、テレワークの作業効率を大幅にUPさせるツールとしておすすめの「モニター」を紹介していきます。
テレワークでモニターを使うメリット
会社から貸与されたパソコン1つあればテレワークはできますが、作業効率や生産性向上という観点から、モニターを使うことをおすすめします。ここではモニターを使うメリットを2つ解説していきます。
メリット①マルチタスクが簡単
例えばノートパソコンの場合、一度に表示できるウィンドウ数は、多くても2つです。また2つに分けたとしても、それぞれの表示画面が小さいため、適宜最大化をしながら作業をする場面も出てくるかと思います。
一方でノートパソコンに外付けモニターをつなげれば、ウィンドウ数を2つにしても、それぞれの画面が非常に大きく表示されるために、わざわざ見にくいから最大化して、また画面を2つに表示するという作業が必要ありません。
モニターの大きさによっては、3つ以上のウィンドウを表示しながら作業をすることもできます。
表示ウィンドウ数が増えれば、メールを見ながら請求書を作ったりと、マルチタスクが簡単になるというメリットがあり、作業効率も大幅にUPさせ、生産性向上を図ることができます。
メリット②疲れにくい
椅子に座りノートパソコンで作業をしていると、どうしても猫背になり、姿勢が悪くなりがちです。結果として、集中力の低下や疲れを誘発してしまいます。
一方、高さ調整機能のあるモニターを使用すると、自分の目線の高さに合わせて画面の位置を調整できるので、疲れにくい姿勢で作業をすることができます。社員から「自宅での作業が疲れる」という声を聞く場合、モニターを導入を検討しても良いかもしれません。
モニター選びのポイント
ここではモニターを選ぶポイントを2つ解説していきます。
23.8インチ以上がおすすめ
モニターの主流のサイズが、21.5インチ、23.8インチ、27インチなのですが、おすすめは23.8インチか27インチです。もちろん設置する机のスペースの問題もあるかもしれないですが、やはりモニターは大きければ大きいほど見やすく、作業効率が上がります。参考までにモニターサイズを記載します。
サイズ | 横 | 高さ |
21.5インチ | 47.5cm | 26.7cm |
23.8インチ | 52.6cm | 29.5cm |
27インチ | 59.7cm | 33.5cm |
非光沢液晶を選ぶ
モニターには「光沢液晶」と「非光沢液晶」がありますが、非光沢液晶をおすすめします。光沢液晶は確かに画面につやがあり、発色も良いため、綺麗に見えるというメリットがありますが、長時間眺めていると目が疲れてしまいます。
一方、非光沢液晶は、光沢液晶に比べて発色やコントラストの高さは劣りますが、光の映り込みが小さく、目に優しいため、長時間作業をする際には適した液晶となっています。
おすすめのモニター5選
ここでは社員がテレワークする際に役立つおすすめのモニターを5つ紹介していきます。是非モニター選びの参考にしてみてください。
Dell モニター 27インチ S2719HS
27インチ非光沢液晶のモニターです。ブルーライト軽減をしてくれるので、目が疲れにくいのが特徴です。画質・色合い・デザインともに良好で、コストパフォーマンスが良いと評判です。3年間の交換保証が付いているのも安心です。
更に高さ調整機能(下が机にくっつくまで下げられる)に加え、さらに横にも縦にもできるピボット機能もあるのがこのモニターの強みです。目線の位置は作業効率や目の疲れに直結しますので、どちらも嬉しい機能です。価格は28,154円(6/1時点)
【amazon限定】Dell モニター 23.8インチ SE2416H
Dellの23.8インチの非光沢液晶モニターです。他のDell商品同様に3年間の保証が付いています。
「この大きさと画質の綺麗さでこの値段はコストパフォーマンスが良い」と評判のモニターです。ただし、スピーカーが内蔵されていないため、WEB会議をする場合などは、イヤホンもしくはヘッドフォンが必須となりますのでご注意ください。価格は13,604円(6/1時点)
【amazon限定】Dell モニター 23.8インチ SE2416H
HP モニター HP 24m 23.8インチ
見た目がスタイリッシュで気に入ったという声も多いHPの23.8インチ非光沢液晶モニターです。
ブルーライトカットモードが搭載されているため、疲れ目に悩んでいる人にもおすすめ。またディスプレイ部が薄型且つ軽量で、角度も調整することが可能。画面のフチ(ベゼル)が細いため、モニターいっぱいまで画面が表示されるのも特徴です。記事執筆時のamazonでの価格はでした。価格は14,180円(6/1時点)
LG モニター ディスプレイ 27UL650-W 27インチ
きれいな画質にこだわりたい人におすすめのモニターです。大きさは27インチで非光沢液晶。解像度が4Kで鮮やかで自然な色を再現できるIPSパネルを採用しており、「画面が綺麗」と評判です。
また高さ調節機能やピボット機能もバッチリ備わっています。4Kで画質が良いため、業務以外でも、動画/映画鑑賞やゲームなどでモニターを使用する人におすすめのモニターです。価格は45,409円(6/1時点)
LG モニター ディスプレイ 27UL650-W 27インチ
ASUS フレームレス モニター 23.8インチ
ASUSの23.8インチの非光沢液晶モニターです。ブルーライトを大幅軽減するフィルターを使用しており、眼精疲労や睡眠障害のリスクを低減してくれます。またディスプレイも7mmと非常に薄いです。
ただし、そのディスプレイの薄さ故に内蔵スピーカーの音質はあまり良くないという声や画質が期待していたほどでもなかったという声もありますので、鑑賞用などではなく、あくまでもテレワーク用のモニターとして購入する心積もりの方が良いかもしれません。
「コストパフォーマンスが最強」という声もあります。
価格は12,979円(6/1時点)
まとめ
今回は、テレワークに役立つおすすめのモニターについて解説してきました。
モニターは安いものだと1万3,000円程度~から購入することができ、コスパよく作業効率や生産性アップできるツールです。
例えばテレワークによって支払いの必要がなくなる「通勤手当」をモニターに充当したり、テレワーク手当を支給して社員に選んでもらうなど企業側の工夫ひとつでモチベーション管理もしやすくなるのではないでしょうか。