テレワークやリモートワークを快適に行うためには、性能の良いWi-Fiを用意することが大切です。そこで今回は据え置き型のWi-Fiに絞り、おすすめのルーターを紹介していきます。
【ポケットWi-Fiと比較】据え置き型のメリット
まずは、ポケットWi-Fiひ比較した時の、据え置き型のWi-Fiを利用するメリットを3つ紹介していきます。
【メリット①】電波が強い&広い
ポケットWi-Fiに比べて、据え置き型のWi-Fiは電波が強い&広いため、安定した通信環境の下、テレワーク・リモートワークをすることが可能です。
そのため、複数人でWi-Fiを利用する場合や、部屋が広く、電波が届きにくい場合でも、据え置き型のWi-Fiであれば、ポケットWi-Fiに比べて快適に業務ができることでしょう。
もちろん、環境によってはポケットWi-Fiとあまり差がでない場合や光回線には通信速度は劣ります。
しかし、おおよそ通信速度10Mbps~30Mbpsあれば快適に業務ができると言われている中、最大ではありますが、下り最大1.0Gbps(1,000Mbps)を出す据え置き型のWi-Fiもあるため、テレワーク・リモートワークをする上では充分な速度が出ることでしょう。
【メリット②】通信制限がないルーターもある
据え置き型のWi-Fiの中には通信制限がないルーターもあります。ポケットWi-Fiの中にも通信制限のないルーターはありますが、数は限られてしまいます。契約したいプロバイダーとポケットWi-Fiのルーターが、通信制限のかかるものしかない場合が考えられます。
そのため、通信制限を考えずにテレワーク・リモートワークをしたい人は、据え置き型のWi-Fiは選択肢に上がることでしょう。
【メリット③】工事不要
「工事不要」はポケットWi-Fiにも当てはまるのですが、据え置き型のWi-Fiも工事不要で、コンセントに挿すだけで使えるという特徴があります。
面倒な工事は必要ありませんので、ご安心ください。
据え置き型Wi-Fiを選ぶ際の注意点
さて、据え置き型Wi-Fiを選ぶ際には注意点もあります。ここでは事前に知っておきたい注意点を2点紹介していきます。
外でテレワークをしたい人には向かない
据え置き型のWi-Fiは、持ち運びができないルーターもあり、かつポケットWi-Fiに比べて大きいため、外でテレワーク・リモートワークをしたい人には向かないでしょう。
ルーターを持ち運んでホテルや他の家で利用することもできないこともありませんが、ルーターによっては、契約先住所のみで利用することが決められている場合もありますので、注意が必要です。
光回線よりは通信の安定性は落ちる
据え置き型のWi-FiはポケットWi-Fiに比べると、通信速度・安定性は高いですが、光回線に比べるとどうしても落ちてしまいます。
しかし、繰り返しになりますが、据え置き型Wi-Fiであっても通信速度はテレワーク・リモートワークをする上では、充分な速度が出るでしょう。
据え置き型のWi-Fiおすすめ3選
それでは据え置き型のWi-Fiのおすすめを3つ紹介していきます。
Speed Wi-Fi HOME L02
「Speed Wi-Fi HOME L02」は「UQ WiMAX」や「GMOとくとくBB」などで契約ができる据え置き型のWi-Fiルーター。
→とくとくBB WiMAX(公式サイトはこちら)通信速度は有線接続時に下り最大1.0Gbps、上り最大75Mbps。通信速度は10Mbps~30Mbpsあれば快適に業務ができると言われているため、充分な速度が出ると言っても良いでしょう(ただしあくまで最大の速度であって、実際に出る速度とは異なります)。
なお、利用料金は会社により異なりますが、例えば「UQ WiMAX」の場合は月額費用3,880円~となっています。
同時接続最大42台と、家族と一緒に同じ時間に使ったとしても問題ありません。
SoftBank Air
SoftBank(ソフトバンク)が提供している「SoftBank Air」もおすすめです。
「SoftBank Air」の通信速度は下り最大962Mbpsで、データ容量も無制限で使い放題です。
→SoftBank Air(公式サイト)で「SoftBankAir」を見るなお、月額基本料金は4,880円。キャンペーン適用で始めの12ヶ月間3,800円になります。
ソフトバンクのスマホを持っている人は、キャンペーン適用で始めの12ヶ月間は4,300円となり、さらに月額基本料金が永年毎月1,000円割引がされるため、ソフトバンクユーザーはよりお得に利用することができます。
WiMAX HOME 02
「WiMAX HOME 01」は「UQ WiMAX」や「Broad WiMAX」などで契約できる据え置き型のWi-Fiです。
通信速度は下り最大440Mbps、上り最大75Mbps。月額料金は、例えば「Broad WiMAX」の場合は1~2ヶ月目は2,726円、3~24ヶ月目は3,411円、25ヶ月目以降は4,011円となります。
なお、最大同時接続数は22台と、充分なスペックがあります。
まとめ
今回はおすすめの据え置き型のWi-Fiを紹介してきました。本文で見てきた通り、据え置き型のWi-FiはポケットWi-Fiに比べ、通信速度・安定性が良い傾向があるにも関わらず、工事が不要である点が大きなメリットです。快適なテレワーク・リモートワークをするために、据え置き型のWi-Fiを検討してみてはいかがでしょうか。