自宅で快適な仕事をするコツ
新型コロナウイルスの感染拡大や働き方改革の影響で、テレワークや在宅勤務が浸透していますが、自宅で仕事をする環境は整っているでしょうか?
家は仕事をする場所でもあり、のんびりと過ごすための空間でもあります。
気がついたら休みも取らず仕事に集中しすぎてしまったり、またその逆に思うように仕事が進まなかったり、オンオフの切替えが難しい点がテレワークのデメリットでもあります。
この記事では、集中して仕事をするためにすぐ取り組める方法について解説していきます。
①時間のルールを設定する
従来の出勤型ワークからテレワークに切り替えた当初は、時間の自己管理が非常に難しく感じます。
急な来客があったり、宅配便が来ただけでも仕事に集中できない状況となり、ストレスを感じます。また、テレワーク中に家に小さな子どもや家族がいれば一層ストレスが加速します。
このため、テレワークをする際には時間や空間を「意図的に」仕事モードへ切り替えることが必要です。出勤していた時と同じように自分の中で就業時間を明確に区切ってみると、仕事に集中しやすくなります。
例えば、平日は10時〜17時までを仕事時間と決めて、家族には仕事時間に声をかけないよう協力を頼んだり、宅配便も時間指定を利用してオフタイムの配達とするなど、時間のルールを設定します。
②目に入るものを整理する
いざテレワークを実施する際、仕事をするスペースやデスク周りの目に入るものは集中力に大きく影響するので、仕事を開始する時はデスクの整理整頓を心がけます。
仕事と関係のない趣味のゲームや本などが目に入ると仕事に集中するのが難しくなるので、仕事モードに切り替えるためにも、整えられたデスク環境作りが大切です。
仕事中に集中力が途切れた場合などは、姿勢を正して目を閉じ、呼吸を整えてみます。この行為で精神統一やリラックス効果があり、集中力も高まるとともに、パソコンで疲れた眼の疲労回復やモチベーションの回復にも効果的です。
③背景をチェックする
テレワークを行う上で、WEB会議ツールを使うシーンも増えてきました。WEB会議を実施する際、パソコンの背景に映る室内の様子は自分のイメージと直結します。
そのため、事前に背景に何が映るかチェックします。無難なのは背景に白い壁が映るように座ることで、これだけで自宅の生活感を隠すことができます。
窓を背景にすると自分の顔が逆光になり、表情が分からなくなります。その逆に、窓に向かって座る席を確保すれば自分の顔色も明るく、相手に良い印象を与えます。
更に余裕があれば、背景にアートや絵、ドライフラワーやタペストリーなどを飾れば、会話のきっかけ作りにも役立ちます。
④仕事モード切替えをする
オンオフの切り替えが難しいテレワークですが、仕事モードへ切り替えて集中するためには意識的に工夫することが必要です。
例えば3つのような方法を試すと効果的です。
- 色:インテリアや雑貨、文具の色を意識して変えてみる
- 光:光を調節して、白っぽい光などにより仕事モードを整える
- 音:快適な音楽を選択して集中力を保つ
まとめ
テレワークをきっかけに、人生をより豊かにする選択のひとつとして、快適な仕事環境を整えることを考えてみてはいかがでしょうか。