auフィナンシャル、クラウド健康管理システム「Carely(ケアリィ)」をリリース

クラウド上での健康管理システム導入をリリース

株式会社iCAREはこのたび、同社が開発したクラウド型健康管理システム「Carely(ケアリィ)」がauフィナンシャルホールディングス株式会社に採用され、本年8月から運用開始したことをリリースしました。

サービスの概要

このサービスは、企業の人事労務担当者や産業保健スタッフが従業員に対して実施する健康診断やメンタル面でのストレスチェック、また長時間労働の回避などを目的とした労働安全衛生法といった、様々な健康管理上の問題をクラウド上で一元管理することを目的として開発されたシステムです。

これまで連携なく個別に管理されていた社員の健康管理情報を一元的に集約・管理することにより、システム上自動的に組織解析を実施し、健康リスクを抱える従業員へのアドバイスが的確に行われ、企業の健康労務に関する負荷を大幅に削減可能です。

サービス導入の背景

50人を超える従業員を抱える企業に対しては、労働安全衛生法に定める規定で従業員へのストレスチェックを実施し、組織として衛生委員会の設置が義務付けられています。

今回同サービスを採用したauフィナンシャルホールディングスでは、こうした背景から法令遵守と社員の健康管理を実施し、社員のストレスチェックはもとより、各人の情報管理を徹底し、今後の事業成長を見据えた健康管理を推進する方向です。

サービス利用項目

具体的なサービス利用項目は次のとおりです。

①社員に対するストレスチェックの実施および結果管理
②健康診断結果の一元的集約管理
③衛生委員会開催に向けての情報共有
④産業医との情報共有および連携
⑤社員に対するオンラインでの健康相談窓口設置と活用
⑥社員の健康情報の一元管理

採用企業からの評価

今回同サービスを採用したauフィナンシャルホールディングスは、下記のような評価とコメントを寄せています。

同社では社員の健康情報管理にあたって法制上も最適な運用体制が構築できるサービスを探していたところ、このCarelyに出会い、低コストながらもストレスチェックや健康診断、また衛生委員会や産業医面談など、あらゆる健康労務に対応可能なこと、オンラインでの健康相談機能を活用して社員の健康管理に資することができる点を高く評価しています。また、操作性も直感的で、セキュアなクラウド環境でデータ管理が行えることも非常に有効だとしています。

参照:PRTIMES