コロナ禍で「住宅展示場の見学予約数」が4倍。住宅に「優れた空気清浄や換気」を求める声

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生活環境の大きな変化

新型コロナウイルスの感染拡大とテレワークの浸透により、生活環境が大きく変わったという調査結果が発表され注目されています。

住宅展示場の来場登録者を対象に行った調査によると、8割以上が「外出を控えるようになった」（83.2％）、また約6割が「日常生活での衛生意識が高まった」（60.6％）、「家族と過ごす時間が増えた」（59.9％）といった調査が出ています。

また上記以外にも約4割の男性が「オンライン会議が増えた」（42.1％）、「自宅でのテレワーク機会が増えた」（41.1％）と回答するなど、生活環境が大きく変化しています。

そして、今回の調査結果から、同社モデルハウスの見学予約者数がが2019年と比較すると約4倍増となり、戸建て購入を検討する人が増えている実態が明らかになっています。

コロナ禍で今後の住まいや暮らしに欲しくなったものについては、下記の要望が上位を占める結果となりました。

健康や衛生面で今後欲しいものについては、下記のニーズが上位となっています。

また、コロナ禍で今後の住まいや暮らしに欲しくなったものについて男女別のニーズをみると、下記の結果となっています。

男性はテレワーク従事での仕事環境を、女性は子どもと過ごせる快適環境を希望している状況が浮き彫りとなっています。

今回の調査実施にあたり、同社が首都圏16カ所の総合住宅展示場「ハウジングステージ」で実施中のモデルハウス見学予約申込み数を2019年と比較すると、2020年7～9月の3カ月平均で、2019年対比381.1％と、約4倍に増加しています。

この結果から、多くの人がコロナ禍で新たに戸建ての購入を考えるようになり、その結果として住宅展示場の見学予約を利用する人が急増している実態が明らかになりました。