三井不動産、WEB会議で使える1人用個室サテライトオフィスを提供

法人向けの個室特化型サテライトオフィス

新型コロナウイルスの感染拡大は第三波が本格化し、政府が企業にテレワークの推進を要請する事態となっています。

こうした状況下、三井不動産はこのたび、法人企業向けに個室特化型のサテライトオフィス「ワークスタイリングSOLO」の提供を開始する旨リリースしました。

まずは豊洲、南大沢、新百合ヶ丘、柏の葉の4箇所で開始し、2020年度内に13順次拠点まで展開を拡大させる予定です。

テレワークに最適な環境

同社が提唱するこのサービスは、法人企業が従業員の在宅勤務における課題を解決することを狙いとしたサービスです。

WEB会議用の1人個室

従業員からテレワークに適した個室を自宅近くに求める声が増加したことから、同社ではテレワークに特化した環境として、WEB会議対応の1人用個室を提供します。

同社サービスのワークスタイリング会員を対象として、10分単位で利用可能となっています。

多彩な付加設備

ブースの個室には音環境やプライバシーに配慮したサウンドマスキングを完備しており、オンラインでのコンシェルジュサービスや、ドリンクやリフレッシュメントなどを準備したカフェコーナーも備えています。

セキュリティ

セキュリティについては、会員のQRコードを用いた入退館システムや、セキュリティカメラ、また警備員駆け付けサービスなどで万全に対応します。

サービス提供場所

このサービスを提供する場所は、首都圏の郊外エリアを中心として2020年度中に13拠点(*)、さらに2021年度中に30拠点を予定しています。

(*)12月8日オープンの豊洲、南大沢、新百合ヶ丘、柏の葉に加え、中野、荻窪、自由が丘、三軒茶屋、下北沢、府中、登戸、センター北、戸塚、藤沢、浦和、本八幡

また、様々なニーズに柔軟に対応するため、オフィスビルでの展開に加え、モビリティタイプを展開し、アーバンドッグららぽーと豊洲、ららぽーと柏の葉、三井アウトレットパーク多摩南大沢でサービス提供します。

今後の展開

同社ではワークスタイリングSOLOのほか、サービスオフィス「ワークスタイリングFLEX」、多拠点型サテライトオフィス「ワークスタイリングSHARE」なども運営しています。

今後展開を予定している拠点数の総数は、2020年度末に三井ガーデンホテルズなどの提携21拠点を含めると全国100拠点以上となる予定です。同社の会員企業は約600社で、登録会員数は15万人(12月3日現在)となっています。

参照:三井不動産