アプリ完結の個室ワーキングスペースが登場。テレワークや学習スペースに

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全席個室の“個”ワーキングスペース

新型コロナウイルスの感染拡大は年明け後も深刻度を増し、首都圏地域に発令された2度目の緊急事態宣言は全国規模へと拡大の見込みです。

こうした状況下、他者との接触を避けて仕事をする工夫の一環として、全席個室の“個”ワーキングスペースが拡充しています。

このサービスを開発・提供しているのはグランワーク社で、都内・大森駅北口にブースをオープンしてから2カ月が経過しています。

ここでは、自宅でテレワークを行う環境が整っていない人や、学習スペースがない人などを対象に、快適に整備されたパーソナルスペースを提供しています。

サービスの概要は次のとおりです。

席の種類は4タイプ、合計45席です。

店舗面積は全体約90坪で、もちろん全席禁煙です。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、受付にアルコール消毒液を設置し、自動検温器による入店時の検温とマスクの着用を促すほか、定期的に換気し、環境には十分配慮しています。

コーヒーや煎茶、水などフリードリンクを提供しており、また有料で約10種類のコーヒーや紅茶、カットフルーツ（以上100円）、フルーツ系飲料（100円～）なども取り扱っています。

サービス利用者は同社の公式サイトから会員登録が必要です。事前予約制で、施設に入るための解錠や決済はアプリ上で行います。

利用料金は全席均一で、30分600円、90分900円、3時間2,000円、1日5,000円です。
営業時間は9時～20時となっています。

今回のサービス提供経緯は、同社がリモートワークを導入した際に、自宅で仕事をするのが難しい社員がいたため、作業スペースを探し始めたのがきっかけとなっています。

その際、集中できる個室タイプのワークスペースが少なかったため、ビジネスパーソンや学生などにも利用してもらえるよう、サービスとして開発しました。

アプリの操作だけでスタッフと話さないワークスペースは現代のニーズやワークスタイルにマッチしているため、今後も大森だけでなく、新宿など多数のスポットへの進出を展望しています。