おうち時間を快適に過ごす商品が人気
新型コロナウイルスの感染拡大により、首都圏地域では再びの緊急事態宣言下で、テレワークや在宅勤務が推奨されています。
こうした状況下、不要不急の外出自粛が求められる中で増えた“おうち時間”を快適に過ごすための商品が人気を集めているようです。
様々なジャンルの人気商品が
人気商品は多岐に渡っています。主なものを紹介します。
テーブルタイプのこたつ

冬本番、寒波が到来して寒さがピークを迎えている中、首都圏にある大手ショッピングモールで人気となっているのがテーブルタイプのこたつです。
このこたつは、テレワークにも便利に使えるよう、側面に電源コンセントとUSBポートを備えています。このため、自宅でテレワークをする際、在宅勤務に向いています。
元々は高齢者向けに2019年から販売していましたが、このコロナ禍でテレワークが非常に増大しており、その際に使い勝手が良いことから、20~30代の若い世代からのニーズが増えているようです。
この商品の売上げは前年比で3~4倍にまで伸びています。
テレワーク出来るカラオケルーム
都心の大手カラオケ店では、コロナ禍でテレワークが進む中、カラオケルーム内でテレワークができるプランを提供しています。
カラオケルームは個室なので、周囲を気にすることなく電話もでき、資料を広げて作業をすることも問題ありません。
またWifi環境も整っているので、その場でオンライン会議にも活用できます。
テレワーク用にカラオケルームを利用する顧客は昨年比で10倍にも上っています。
プラモデル・ラジコンカー
都内のプラモデル店では、ラジコンカーの販売が例年に比べて2割ほど伸びており、客層にも変化があるようです。
プラモデル大手メーカーの直営店舗では、増えている客層として、昔はお父さんの趣味だったものが、コロナ禍で増えた自由な時間を利用して、自分の子どもと一緒に楽しもうという人の来店が増加しているといいます。
親子で買いに来たという兄弟は、父親のアドバイスに興味津々で、楽しんでいました。
なわとび
大手トレーニング用品販売コーナーでは、なわとびの需要が伸びており、前年比の売上げは1.5倍に上っています。
販売担当者は、自宅で過ごす時間が長くなったことで、運動不足を解消しようという動機から、手軽に運動できる点が大きな特徴だとみています。
また、なわとび製造メーカーでは、このなわとび人気について、ソーシャルディスタンスを保ちながらできる運動として学校で推奨されていることを挙げています。
更に、人気アイドルグループ・NiziUのなわとびダンスも大きく影響しているのではと話しています。
まとめ
コロナ禍での在宅商戦は、ますます加速するとみられます。
今後、どのような商品が人気となるのか注目です。
参照:日テレNEWS24