無印良品の家具をサブスクで
新型コロナウイルスの感染爆発で、多くの人がテレワークや在宅勤務を余儀なくされています。
こうした環境下、自宅で働く際に仕事をしやすい環境を整えたいという需要も拡大しています。
「無印良品」ブランドで知られる良品計画社はこのたび、無印良品で提供している家具を定額制(サブスクリプション)で提供するサービスを始めました。
家具単品レンタルへのニーズが背景
無印良品では、新型コロナウイルスの影響などで働き方が大きく変化する中で、利用者が自宅で快適に働ける環境を整えるため、本年7月以降、無印良品とIDÉEの家具・インテリア用品をセットとするサブスク型サービスを提供してきました。
そうした状況下で、セットではなく「単品」でのサービスが欲しいという利用者からの要望を受け、今回必要な商品と数を、必要な期間だけ利用できる月額定額サービスを、家具単品を対象として開始したものです。
また同社では、このサービスを利用することで不要となった家具の処分に悩まず、廃棄物の削減にもつながるとしており、今後はオンラインでの申込みも検討しています。
サービス概要
今回提供されるサービスの概要は次のとおりです。
対象商品
今回のレンタルサービスでは、テレワーク用の机や椅子の他、ベッドや収納棚なども提供します。
申し込み上限は1商品につき5点までとなっています。
対象となる家具一覧は下記のとおりです。
申込み条件
サービス申込みにあたっては、運転免許証や健康保険証、またパスポートなど、本人確認資料を提示した上で、レンタルしたい商品や契約期間を決めます。
その際、家具の組み立てを依頼することも可能です。
新宿店や二子玉川店をはじめとする、全国182店舗で申込みできます。
契約期間
サービス契約期間は1年単位で、最長4年となっています。
4年契約の場合、机を月額500円(税込)でレンタル可能となっています。
費用
サービスを利用するには、初期費用と月額料金に加え、配送料が必要です。
契約期間終了の1カ月前に希望すれば、家具の買り取りも可能です。
決済方法はクレジットカードのみとなっています。
まとめ
テレワークや在宅勤務の拡大により、自宅で仕事をするための環境整備は非常に重要なポイントになっています。
今回のサブスク型家具レンタルは、必要な家具類を手軽に取捨選択し、気分転換やモチベーションの向上につながる効果も期待できます。
参照:良品計画