新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、テレワークや在宅勤務が普及していますが、新たなテレワークの場所として注目されているのがキャンピングカーです。
愛知県で行われたキャンピングカーの展示イベントが、家族連れなどで大きなにぎわいをみせたようです。
キャンピングカーの魅力とは
イベント参加者がキャンピングカーに期待する魅力として、次のようなコメントが寄せられています。
- 周りを気にせず楽しめる
- いつでも、どこへでも行けて、宿泊できるのも楽しい
- 好きな時に車で出掛けて、泊まって寝れる自由な空間と気軽さが一番の魅力
軽自動車タイプが女性にも人気
一見、キャンピングカーは車体が大きくフル装備で、本格的にキャンプやアウトドアライフを楽しむ愛好家を中心に利用されるイメージがありました。
ところが今回のイベントで提示されたのは、軽自動車のワンボックスカーを改造したものも多数あり、車の中はシンプルな構造となっています。このため、気軽に利用できるということで、女性にも大人気となっています。
イベント主催者は、受注量が去年の130~150パーセントまで上昇しており、女性のオーナーも増えていると語っています。
「三密」を避けられるキャンピングカー
コロナ禍における「密」を避けられて、自分だけの空間を楽しめるのがキャンピングカーのメリットです。
そして、キャンプ以外の意外な使い道もあり、テレワークスペースとして使う人も増えているようです。
また、テレワークの合間に寝転んでも余裕がある広さのため、軽自動車タイプでも、車内で脚を伸ばしてゆっくりとくつろぐことも可能なことが魅力です。
さらに、小回りが利くため運転も難しくなく、値段や維持費が比較的安いのも軽自動車タイプが人気を集めるポイントとなっています。
簡単な作業でベッドも設定可能
例えばハイエースをベースに作ったバンコンバージョンの場合、最大6が使用できて、収納スペースもたくさんあります。
さらに、リビングは1分以内で簡単にベッドに変えることができます。
充実した設備
その他、軽トラックをベースにボディを装備したキャブコンバージョンでは、車内にシャワーやトイレがあり、32インチのテレビの裏にベッドがあるなど工夫されているので、車が1台あれば1つの部屋のように快適に過ごせます。
問題の価格ですが、1台約1,200万円と決して安くはありませんが、この展示イベントでは開始30分で購入を決めた利用者もみられました。
まとめ
コロナ禍にあって、自分の空間を楽しみながら自由に移動できるキャンピングカーライフは、新たな生活や旅のスタイルとして注目されます。