働き方改革やニューノーマル、またコロナ禍における収入減少を補填するため、副業への意識が高まっています。
今回、こうした副業に対する意識調査が行われました。
副業経験者は約1割
調査結果では、現在副業をしている人が回答者全体の約1割(10.9%)であるのに対し、副業をしていない人が約9割(89.1%)と、実際に副業を経験している人はまだまだ少ない状況であること分かりました。
※パーソルプロセス&テクノロジー社調べ
副業を志向する理由
副業をしたい理由について聞いた結果、本業以外の収入を得たいとした回答がやはり圧倒的に多い状況でした。
次いで、自分のキャリアや人脈を広げたい、また自分の培ったスキルを活かしたいといった、自身のキャリア開発やステップアップへの意欲が感じられます。
副業経験者の大多数がポジティブ評価
副業は自身のキャリア開発につながるかどうかとの問いに対しては、副業を経験した回答者の約7割(68.6%)が「とてもそう思う」、また「ややそう思う」と回答しました。
副業経験者の大多数が、副業を通じて自分のキャリア開発に繋がると実感している状況が確認されました。
副業支援・マッチングサービスも
副業を実施する際に、どのような支援やサービスを期待するかについては、まず自分が所属する会社が副業を認めてくれるのが最低限のベースとなっています。
そして、副業を推進できる様々な情報の提供を求めている回答者が多くみられました。
こうしたニーズに応えるため、様々な副業マッチングサービスが登場しています。
WorkAny
スキル人材を副業(複業)社員として採用したい企業と、複業に挑戦したいワーカーをつなぐプラットフォームが多数提案されています。
その一例として、ファンコミュニケーションズ社がリリースした「WorkAny(ワークエニー)」があります。このサービスは、定額 で即戦力複業人材に無制限でスカウトできるサービスです。
主な職種として、営業・マーケター・エンジニア・デザイナー・ライターの5種類に対応しています。
短期、かつ固定費を抑えて即戦力人材を採用したい企業へアピールし、即戦力となる副業人材とのマッチングサービスを推進しています。
参照:WorkAny
まとめ
人々が主体的なキャリア形成を行うための手段として、副業は極めて高い効果を持っています。ところが、現実的には副業を実際に実施できているのはわずか1割に留まっています。
副業の潜在的ニーズに適応すべく、受け皿となる企業側の積極的な対応改善が求められます。