コロナ禍でどのホテルでも空室が目立つ状況下、東急ではこのたび、テレワーク向けに全国のホテルを定額で使えるサービスを開始しました。
ホテルのサブスク
このたび東急が始めたのは、「ホテルのサブスク」です。
サブスクとはサブスクリプション(subscription)の略で、定額制とも訳されます。
東急の利用者は、北海道から沖縄まで、全国の東急ホテルズなど39施設を自由に選んで宿泊できます。
このシステムでは、通常のサービスに加えて、レストランやバー、またルームサービスといった優待もあるうえに、宿泊数に応じた金額がチャージされPASMOが使えるといった移動をサポートする特典もあります
一向に終息の兆しがないコロナ禍にあって、テレワークの拠点として使うだけではなく、密を避けてホテル滞在そのものを楽しむライフスタイルにも最適な試みです。
なお、東急では、定額制回遊型住み替えサービス「tsugi tsugi(ツギツギ)」の開始にあたり、今回の試みに伴い、先行体験メンバーとして100名限定で募集しています。
各地域での特徴も
東急では、地域ごとに異なる様々な特長をアピールしています。いくつかの事例を挙げてみます。
渋谷ストリームエクセルホテル東急
この施設では、駅直結というメリットを活かし、食事などを人との接触を避けてロボットが配達します。
部屋で行うテレワークはもちろんのこと、交通アクセスに大きな優位性のある東京・渋谷という立地を活かし、をビジネスの拠点としても活用できます。
二子玉川エクセルホテル東急
一方、こちらの施設では、ビジネス繁華街ではなく、ほどよいバランス感覚の住宅街といった立地の特徴を活かし、仕事の合間にリラックス出来る時間や、休日をゆったりと過ごすスペースとして最適な環境を提供しています。
利用プラン
現在東急では、こうしたサブスク型プランの先行予約体験プランを受付中です。
利用料金は、60泊で36万円と30泊で18万円の2種類を設定しています。
同伴1名が無料としているため、30泊18万円の場合、1人分の負担額は1ケ月で実質9万円という破格な価格設定となっています。
まとめ
新型コロナウイルスの感染拡大に伴うテレワークの推進、また、働き方改革やニューノーマルな社会など、人々の生活環境は大きく変動しています。
こうした環境下、自分が日々の生活や仕事を少しでも充実感のある、またストレスフリーでゴージャズ感を得られる空間として、ホテルでのサブスク型サービスが様々に提案されています。
今回のサービスを含め、今後の展開に期待したいものです。
参照:TRAICY