企業に勤める営業マンがオンラインで商談を行う機会が増え、対面とは違った営業に苦労している方も多いのでないでしょうか。
対面時と同じような商談をオンラインで行うためには、音声以外にも資料投影や、商談の部屋が必要になります。
それらを実現可能にするのが「WEB商談ツール」です。今回は、テレワークで活用する際に役に立つおすすめのツールを6つ紹介します。
テレワーク営業で役に立つおすすめおすすめWEB商談ツール
テレワークで営業する際に役に立つWEB商談ツールを6つ紹介していきます。
機能や特徴を見て、自社に最適なツールを選んでみてはいかがでしょうか。
●おすすめポイントまとめ
安心感なら bellFace(ベルフェイス)
お試しなら RemoMee(リモミー)
サポート重視なら Mee2box(ミーツボックス)
商談レベルアップなら Calling (コーリング)
コスト重視なら ZEN TALK(ゼントーク)
セキュリティなら RemoteOperator Sales(リモートオペレーターセールス)
bellFace(ベルフェイス)
bellFace(ベルフェイス)とは、日本一使われている電話を使ったオンライン商談システムです。
「5秒でつながるオンラインツール」というキャッチコピーの通り、ネットに繋がってさえいればどんば場所でもすぐに商談を始めることが可能です。
電話とブラウザを組み合わせた商談ツールとしては、「契約者数」「営業職が利用したことがあるシステム」など4部門でNo.1の実績を誇ります。
機能は、
誰でも簡単に使えるシンプルな「資料共有」「画面共有」「共有メモ」など、WEB商談に必要なツールが揃っています。
bellFaceの特徴
bellFaceの特徴はなんといっても接続時間の短さです。
①営業先のお客様に電話
②お客様に「ベルフェイス」と検索してもらう
③bellFaceの接続ナンバーを発行する(お客様の画面に表示される)
④接続し、商談開始
という4ステップで、たとえ、お客様がbellFaceのIDやパスワードを持っていなくても、簡単に商談を始めることが可能です。
また、音声に電話を使っているのでネット環境に左右されず、「途中で通話が途切れない」という安心感もあり、商談に集中することができます。
bellFaceの費用
bellFaceの料金は、以下となっています。
・初期費用:30万円
・月額費用:10万円
・契約期間:1年間
※当社調べ(2020年5月16日時点)要問い合わせ
ただし、アカウントIDなど利用状況によって料金が変わるため、一度お問い合わせによる見積りをおすすめします。
RemoMee(リモミー)
RemoMee(リモミー)とは、「営業活動」をオンライン化させ、商談数や受注数増加を実現するWEB商談ツールです。
機能は、「名刺管理」「資料共有」「画面共有」「チャット機能」「録画機能」など営業をする際に必要な機能が揃っており、1to1に商談に特化したWEB商談ツールとして支持されています。
RemoMeeの特徴
RemoMeeの特徴は、音声に電話回線を使用しているため、音声を途切れさせずにスムーズに商談を進められる点です。
電話がつながる場所であれば、どこでも商談をすることが可能です。また、カンペ機能や説明メモを活用すれば、トップセールスの手法をノウハウ化することができます。
カンペ機能は商談相手の画面に表示させないメモを事前に登録し、商談中にみることができるので、質の高い商談をすることができるでしょう。
RemoMeeは、組織のレベルの嵩上げを実現する商談ツールといえます。ただし、パソコン・タブレットには対応していますが、スマートフォンには今後対応予定なのでご注意ください。
RemoMeeの費用
RemoMeeの費用は、同時接続数ベースで料金が変動します。
初期費用:10万円
月額費用:
スタンダード(同時接続数3):4万5,000円
プロフェッショナル(同時接続数6):7万2,000円
エンタープライズ(同時接続数10):10万円
1対1での商談が多い企業にとっては、費用を抑えることができるためメリットがあるツールです。
Mee2box(ミーツボックス)
Mee2box(ミーツボックス)は、移動時間”ゼロ”を可能にするオンライン商談ツールをキャッチコピーに、業界でも最安値のWEB商談ツールです。
機能は、「資料共有」「非公開商談メモ(営業側の画面のみに表示されるメモ)」「自動音声議事録」「ライブ配信」「録画録音」などがあり、インストール不要のため、初めての方でも簡単に利用することが可能です。
Mee2boxの特徴
Mee2boxは、充実したサポート体制が特徴です。ツール導入前や導入中も管理画面の操作方法のレクチャーやWEB商談ツールを活用した商談のロールプレイなどをしてくれます。
初めてWEB商談ツールを導入して、営業活動を活発化させたい企業に向いています。
Mee2boxの費用
Mee2boxの費用は以下の通りです。
初期費用:9万8,000円
月額費用:3万6,000円/4ID(1ID使い毎に9,000円)
契約期間:1年間
ID数によって費用が異なるため、一度見積もりを取ることをおすすめします。
Calling (コーリング)
Calling (コーリング)は、インターネット環境があればどこでも通信可能なWEB商談ツールです。
「画面共有」「資料共有」「チャット」といったWEB商談では欠かせない機能に加え、共有した資料に双方で書き込める「ホワイトボード機能」などがあります。
Calling の特徴
Calling Salesの特徴は、4桁の接続番号を入力するだけで商談開始することができる簡単な操作性です。また商談終了後にアンケートをとれるため、商談の改善に役立ちます。閲覧権限を持つユーザーは、商談履歴を確認することができるため、部下の育成や管理の観点でCallingが重宝することでしょう。
Calling の費用
Calling の費用は以下の通りです。
初期費用:10万円
5ルーム:月額5万9,000円
10ルーム:月額9万9,000円
20ルーム:月額18万0,000円
※ルーム数:同時接続が可能な回線数
ルーム数が多い契約ほど、1ルームあたりの費用が割安になりますが、値段との折り合いをつける必要があるため、使うシーンを想定して活用する必要があります。
ZEN TALK(ゼントーク)
ZEN TALK(ゼントーク)は、オンライン面接ツールとして提供されていますが、WEB商談ツールとしても活用できます。
音声や映像、チャットなどコミュニケーション機能だけでなく、提案資料の設定や共有もできるプレゼン機能も備えたツールです。
ZEN TALKの特徴
ZEN TALKは、プレゼンツールが充実しているのが特徴です。
プレゼン資料を共有・ダウンロードをすることができ、トークスクリプト(台本)を自分だけに表示させることができます。
また「プレゼンログ」といって、プレゼンの資料展開の記録が時間と共にログで残される機能もありますので、プレゼンを振り返ることも可能です。
アプリの導入が不要なため、ナンバーを入力するだけで接続することができるので、お客様に不要な負担を与えることもありません。
ZEN TALKの費用
ZEN TALKの費用は以下の通りです。
初期費用:0円
月額費用:
ライトプラン:1万円/1ルーム
スタンダードプラン:3万円6ルーム
※1ルームあたり5,000円
初期費用が無料のためコスト重視の企業様には最適で言えますが、WEB面接ツールとして提供されているため、取引先や営業する際には誤解されないよう注意が必要です。
RemoteOperator Sales(リモートオペレーターセールス)
RemoteOperator Sales(リモートオペレーターセールス)は、オフィスで対面で説明しているかのようなプレゼンやデモが可能なWEB商談ツールです。
資料の受け渡しができる「ファイル転送機能」や共有した資料で注目して欲しい箇所を示す「ポインター機能」など機能や、セキュリティ機能も充実しており、金融機関への導入実績もあります。
RemoteOperator Salesの特徴
RemoteOperator Salesの特徴は、接続が簡単ですぐに開始できる点です。
またセキュリティ機能が充実しており、画面共有をした際に、お客様に見せたくない画面が不意に見えてしまうリスクを避けるために、画面共有を一時的に停止する機能などがあります。
RemoteOperator Salesの費用
RemoteOperator Salesの費用は、契約者の保有ライセンス数により変動します。
初期費用:0円
1~5ライセンス:10,000円(税抜)/1ライセンス
6~10ライセンス:9,500円(税抜)/1ライセンス
11~20ライセンス:9,000円(税抜)/1ライセンス
21~49ライセンス:8,500円(税抜)/1ライセンス
50~99ライセンス:8,000円(税抜)/1ライセンス
ライセンスの数だけ、オペレーターが同時にお客様へ接続することが可能です。契約ライセンス数が多いほど、割安になります。
まとめ
今回はテレワークに役立つWEB商談ツールを6つ紹介しました。どのツールも接続の手軽さがあり、機能も充実するなど企業が導入する際の障壁を極力減らす努力をしています。
オンライン上での商談は、営業マンの熱量が伝わりにくいため、クロージングが難しかったり、つい説明しすぎて会話にならないなどの課題はあります。
自社で使いこなし、ノウハウを溜めるためにもまずはトライしていく意識と行動が必要となりそうです。一定期間無料で使えるものや無料デモを使えるものもありますので、まずはお試しで導入してみてはいかがでしょうか。