テレワークを機に始めたいETF投資!おすすめの米国ETFを紹介!

テレワークを機に投資を始めた人も多いのではないでしょうか。特に投資を始めたての頃は投資対象として、日本株や米国株、投資信託が頭に浮かぶ人も多いかと思います。

しかし、是非検討して頂きたいのが「米国ETF」です。

「えっ米国ETFって何?難しそう」なんて耳慣れない人もいるかと思いますので、今回は米国ETFの説明からおすすめの米国ETFまでしっかり解説していきます。

米国ETFとは

米国ETFとは米国に上場しているETFのことです。ETFとは「Exchange Traded Fund」の略で、日本語では上場投資信託と言われています。

ETFは日経平均株価やNYダウ(アメリカの代表的な指数)などの特定の指数に連動するように運用されています。つまり例えば「NYダウに連動する米国ETFを買う=NYダウを買う」ことを意味するのです。

大ざっぱに言うと日経平均株価やNYダウなど特定の指数を買うのがETFと思っておきましょう。

ETF投資の3つのメリット

ではETFに投資するメリットは何でしょうか。ここでは3つのメリットを紹介していきます。

少額で分散投資ができる

ETFは特定の指数を買う商品です。そして特定の指数は複数の銘柄から構成されています。

例えばNYダウに連動するETFである「SPDR ダウジョーンズインダストリアルアベレージ(DIA)」は2020年9月末時点で最低約3万円~購入することが可能です。つまり、約3万円で、NYダウを構成する30銘柄全てを買うことと同じリスク分散効果を得ることができるのです。

NYダウを構成する30銘柄を買うとなると、3万円では済みません。このようにETFは「少額で分散投資ができる」というメリットがあります。

コストを抑えられる

投資信託と比較して、ETFはコストを抑えることができます。投資信託のコストは、「販売手数料」「信託報酬(保有コストのこと)「信託財産留保額(売却時のコスト)」」の3つ。ただし、「販売手数料」は最近無料である商品も増えてきており、「信託財産留保額」がかかるのは一部の投資信託のみです。

一方でETFのコストは売買時の手数料のみです。ネット証券の場合0.1%~0.2%程度が一般的です。商品にもよりますが、投資信託に比べてコストは抑えることができるでしょう。

値動きを見て売買できる

投資信託の場合は、値動きを見て売買をすることができないため、自分の理想の価格で買うことができません。一方で、ETFは上場しているため、値動きを見ながら売買をすることができます。

おすすめの米国ETF5選

それではおすすめ米国ETFを5つ、見ていきましょう!なお商品名の後ろについている( )の中のアルファベット3文字は通称となります。

インベスコQQQトラストシリーズ1(QQQ)

インベスコQQQトラストシリーズ1(QQQ)は、ナスダック100指数に連動を目指しているETFです。ナスダック100とは米国のナスダックに上場している銘柄のうち、金融銘柄を除く100銘柄で構成されています。

ナスダック100はアップルやアマゾンなど大手ハイテク株が存在感を発揮しています。そのため、今後もQQQは他の米国ETFに比べて高い上昇率が期待できるのです。

バンガードS&P500ETF(VOO)

バンガードS&P500ETF(VOO)はS&P500という指数に連動しているETFです。

S&P500はアメリカの代表的な指数で、米国大型株など500銘柄で構成されています。「VOOを持つ=アメリカの代表的な500銘柄に投資をすることができる」ため、分散効果もばっちりなETFとなっています。

iシェアーズ 高配当株式 ETF(DVY)

iシェアーズ 好配当株式 ETF(DVY)はDow Jones US Select Dividend Total Return Indexというアメリカの好配当100銘柄で構成された指数に連動しています。

アメリカの高配当銘柄に投資をしているため、値上がり益を狙いつつも、分配金を得られる、とてもバランスの取れたETFとなっています。

金融セレクト・セクターSPDRファンド(XLF)

金融セレクト・セクターSPDRファンド(XLF)はS&P  Financial Select Sector TRという、金融セクターを中心に構成されている指数に連動しています。

金融セクターですので、今後もなくなることは考えられない企業ばかりで構成されており、また、利回りも良いため、手堅く資産を増やしていくにはもってこいのETFです。

バンガード米国高配当株式ETF(VYM)

バンガード米国高配当株式ETF(VYM)はFTSE High Dividend Yield TRという米国の高配当銘柄で構成されている指数に連動しているETFです。

VYMの銘柄数は約400とiシェアーズ 高配当株式 ETF(DVY)に比べて多く、またDVYと同様に分配金を得つつ、同時に値上がり益を期待できることでしょう。

まとめ

今回は米国ETFについてやおすすめの米国ETFを紹介してきました。米国ETFは少額で分散投資ができるのが大きな特徴です。今回ご紹介した米国ETFは日本でも人気のものばかりです。是非投資対象の1つとして、米国ETFを検討してみてはいかがでしょうか。