資産運用を考えている人におすすめしたいのが、投資信託による長期での株式運用です。
テレワークや在宅ワーク中であれば、ちょっとしたスキマ時間に注文を出し、投資信託を購入することができます。
この記事では、長期保有におすすめの投資信託を7つ紹介していきます。
在宅ワーク中にできる株式投資
オフィスに出社している状態では、なかなか株式投資のチャンスがありません。しかし、在宅ワークやテレワーク中であれば空いた時間に口座を開設したり、株式の注文が可能です。
投資信託はタイミングに注意
投資信託は注文するタイミングと、注文が確定するタイミングにタイムラグがあります。
注文が確定し、株の購入価格が決まることを約定価格といいます。
国内に投資をしている投資信託の場合は、当日午後15時までに注文をすることで、翌早朝にいくらで買えたかが分かります。
一方、海外に投資をしている投資信託の場合は、注文の翌営業日の翌日に約定価格が判明します。
このように、注文を出したら、すぐに自分の購入価格が分かるわけではありませんので注意しましょう。
長期保有におすすめの投資信託7選
株を持っていると配当金がもらえるため、長期間同じ株を保有するだけで、自分が何もしなくても「お金が増える仕組み」をつくることができます。
そんな長期保有におすすめの投資信託を7つ紹介していきます。
ひふみプラス
ひふみプラスは、レオス・キャピタルワークス株式会社が提供する、主に日本の成長企業に投資をする投資信託です。
運用の特徴は、以下３つです。
①主に日本の成長企業に投資をする
②守りながら増やす運用に挑戦する
③顔が見える運用をする
「守りながら増やす運用」とは、変動に伴う不安・リスクをなるべく減らし、資産を増やしていく運用のこと。ひふみプラスでは、実際に企業に訪問し、経営者と会話・現場を確認するなど、徹底して銘柄の調査を行っています。
特にベンチマーク（運用の指標にしている基準）はないため、とにかく投資のプロの任せて、市場平均よりも大きなリターンを狙いたい人は、このひふみプラスがおすすめです。
eMAXIS SLim 米国株式（Ｓ＆Ｐ500）
eMAXIS SLinm 米国株式（S＆P500）は、米国大型株500銘柄で構成される、アメリカの代表的な株価指数であるS＆P500と連動を目指している投資信託です。
つまり、このeMAXIS SLinm 米国株式（S＆P500）を買えば、S＆P500を買った場合と、同じリターンを期待することができるのです。
なお、S＆P500はアップルやアマゾン、マイクロソフトといったアメリカを代表する企業たちで構成されています。
日経225ノーロードオープン
日経225ノーロードオープンは、日本株を代表する株価指数である日経平均株価の連動を目指している投資信託です。
この投資信託を購入することで、日経平均株価をまるまる買った時と同じリターンを期待することが可能です。
また購入時および換金時には手数料がかからず、いつでも売買が可能であるため、初心者にはとっつきやすい投資信託の1つでしょう。
世界経済インデックスファンド
世界経済インデックスファンドは、国内株、先進国、新興国の債券および株式に分散投資をする投資信託。
比率としては、株式50%：債券50%です。つまり、この世界経済インデックスファンドを1つ持つだけで、世界中の金融商品に分散投資をすることができるのです。
投資信託の中でも、より分散投資をしている商品に投資をしたい場合は、世界経済インデックスファンドを少額でも持つと良いでしょう。
コモンズ30ファンド
コモンズ30ファンドは、投資の目線を30年とし、投資対象を30銘柄程度に設定している投資信託です。
他の投資信託と比べて、投資対象が30銘柄と少ないのは、世界で成長し続けられる質の高い企業たちに集中投資を行い、高い運用成果を目指しているためです。
また信託報酬（投資信託の運用管理費）の一部を社会貢献に活用しています。
投資信託を持つ＝社会貢献できるという珍しさや、市場平均よりも高いリターンを狙える点に魅力を感じる人は、保有してみてはいかがでしょうか。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、日本を除く先進国の株価動向を示すMSCIコクサイ・インデックスに連動を目指した投資信託です。
この投資信託を持てば、アメリカやイギリス、フランスなど先進国の株式に分散投資をしている時と同じ投資効果を見込むことができます。
そのため、先進国の株式に分散投資をしたい人におすすめの投資信託です。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、世界30ヶ国以上の株式と10ヶ国以上の債券に分散投資をしている投資信託です。
そのため、株式だけでなく債券にも分散投資をしたい人には、もってこいな投資信託となっています。
ちなみに、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの運用会社であるバンガードは、世界最大級の運用会社として金融業界では非常に有名です。
まとめ
今回は長期で持ちたい投資信託を7つ紹介してきました。
テレワークでは、ちょっとした空き時間でもつくりやすいかと思いますので、相場の状況を見ながら、今回紹介した投資信託で資産運用を始めてみてはいかがでしょうか。