これまでYouTuberという言葉が一般的になってきたように、YouTubeやTikTokなどの動画メディアが大きく飛躍していきました。
では、動画の次は何が来るのでしょうか?
実は今急成長を見せているのが「音声配信メディア」です。
そこで今回は、今現在でも音声配信メディアで稼いでいる人がいることや、稼げるおすすめの音声配信メディアを紹介します。
音声配信メディアで稼いでいる人
2020年11月現在において、既に音声配信メディアで稼いでいる人がいます。
音声配信メディアはいくつかあり、その配信メディアによっては企業スポンサーがついたり、投げ銭機能(配信者にお金もしくは換金ができるアイテムをあげること)や課金制にできるものもあります。
音声配信メディア配信者の中には年収1,000万円プレイヤーもいるのです。
これから音声配信メディアが成長するにつれ、音声配信メディアで稼ぐ人の数はますます増えてくることが予想されます。
急成長中の音声配信メディア
音声配信メディアが急成長しています。
音声配信メディアは海外、特に米国や中国での成長が著しく、例えば米国で音声コンテンツを聞いたことがある人数は年々増加しており、音声配信メディアはどんどん身近な配信メディアとなっているようです。
市場規模は2025年に420億円とも言われ、2020年の約26倍にまで伸びると見込まれています。
そのため、個人が音声コンテンツを配信して稼ぐということが当たり前になる時代とも言えるかもしれません。
また、あのGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)もイヤホンやスピーカーなど音声配信デバイスに力を入れています。
これはGAFAが今後音声領域の拡大を確信しているからだと推測することができます。
海外、とりわけ米国で流行ったものはいずれ日本で流行ると言われています。
日本でも一部で流行ってはいますが、これからますます音声配信メディアが一般的になっていくことでしょう。
そうなれば、YOUTUBEと同じように個人が音声でコンテンツ発信を行い、企業がその配信に広告をつけるというような、個人が稼げる時代になるかもしません。
おすすめの音声配信メディア
音声配信メディアはさまざまな種類があります。
ここではおすすめの音声配信メディアを7つ、紹介していきます。
ぜひ比較して、自分に合いそうな音声配信メディアを探してみてください。
Voicy(ボイシー)
Voicyは「声のブログ」とも言われており、特に認知度の高い音声配信メディアの1つです。
ニュースや語学について、子育てや投資・日本史といった幅広い専門分野、はあちゅうさんや広瀬香美さん、西野亮廣さんなら各界の著名人・インフルエンサーも配信しているなど、多様なコンテンツがあるのが特徴です。
なお、Voicyには企業スポンサーとリスナー課金があり、収益化を狙うこともできます。
Spoon(スプーン)
Spoonは、韓国発の音声配信メディアで、声のみの配信に特化していることが特徴です。
カメラなどの用意が必要なく、機能も非常にシンプルなため手軽に利用することができます。
また、ユーザー特定がされにくいため、身バレの心配もほとんどないでしょう。
投げ銭機能があるため、副業としてSpoonで稼いでいる人もいるようです。
スプーンのダウンロードはこちらRadiotalk(ラジオトーク)
Radiotalkは「exciteニュース」などを提供しているエキサイト株式会社が提供しているアプリです。
若い世代に人気があり、またボタンを押して、話すだけでラジオ配信ができる手軽さが特徴の1つ。
また、5人までのコラボ収録が可能で、友だちと一緒にラジオ番組をつくることもできます。
なお、投げ銭や広告機能もあるため、ファンを増やせば収益化も充分できるでしょう。
himalaya(ヒマラヤ)
himalayaは、中国で6億人のユーザ数を誇る「喜馬拉雅(シマラヤ)FM」の日本語版。
ビジネスや教育・学び、小説、趣味や音楽など幅広いカテゴリーのコンテンツが豊富にあり、26,000冊以上のオーディオブックを配信しています。
また26,000冊のうち、月額750円で1万冊以上は聴き放題になるサービスも実施しています。
なお、フォロワーが増えると、有料コンテンツを配信することも可能です。
有益なコンテンツを配信していけば、収益化しやすくなり稼ぐことができるでしょう。
Spotify(スポティファイ)
Spotify(スポティファイ)は、スウェーデン生まれの音声配信メディア。
ラジオというより、音楽を配信しているメディアですが、自分の楽曲をSpotifyで配信することも可能です。
Spotifyでは月の再生回数によって収益が分配される仕組みのため稼ぐことができる状態になっています。
音楽配信に興味があれば、Spotifyで配信してみてはいかがでしょうか。
stand.fm(スタンドエフエム)
stand.fm(スタンドエフエム)は、株式会社stando.fmがリリースしている音声配信メディアです。
シンプルな操作性で、複雑な説明などを受けることなく、利用することができるほど簡単に音声配信を始めることができるでしょう。
LIVE配信をして、アイテムやハートをもらったりとリスターとのやりとりがき、また投げ銭機能もあるため、稼ぐこともできます。
ただ、利用者数が少ないため、SNSなどで発信できる人の方が向いているといえるでしょう。
REC.(レック)
REC.は、YouTuberのマネージメントやプロモーションを提供しているUUUM(ウーム)株式会社が提供している、若い世代に人気の音声配信メディアです。
効果音機能が豊富なため、聞いていてとても楽しい気分になれるでしょう。
ただ、残念ながら2020年8月時点では収益化機能がありません。
今後収益化も実装予定ではありますので、もしアプリを使用してみて、自分に合っていそうだったら、少しずつでもコンテンツを仕込んで、今からファンを増やす戦略をとっても良いでしょう。
Club house(クラブハウス)
Club house(クラブハウス)はアメリカ発の次世代 SNS・音声アプリです。
経営者や有名人、インフルエンサーがClubhouseを話題に取り上げているため、やってみたいと思う人、やり始めた人も多いはず。
このアプリは招待制のため、時代遅れになりたくないという心理もあって一気に広がりました。
現在のところ収益化機能はありませんが、Clubhouseは課金制を導入することを発表しています。
近いうちに投げ銭機能や、有料のルームなどが生まれ、新しいお金の流れをつくることになることが予想されます。
まとめ
今回は音声配信メディアを8つ紹介してきました。
まだまだ音声配信メディアは成長途上にある分野です。
今から音声配信メディアに乗り出し、先行者利益を得られるように、動いてみてはいかがでしょうか。