テレワークで失われがちな「一体感」、対処法は?

収束が見えない新型コロナウィルス感染の拡大に伴い、企業などではテレワークが推奨されています。

これに伴い、多くの社員が自宅でWEB会議などを活用して仕事をしていますが、家では一人孤独な作業が多いので、社員同士のコミュニケーションやメンタルケア、運動不足やリフレッシュといった、目に見えない課題が指摘されています。

テレワークの課題は「一体感」の欠落

テレワークへの取り組みが加速する一方、企業では新たな組織の課題を抱えています。例えば、自宅でずっと一人でテレワークをする孤独感から、従業員のモチベーションが低下したり、相互のコミュニケーション不足から部署・組織間の連携が弱くなったし、組織全体としての一体感が薄れたりといった課題です。

この課題を解決するためのサービスとして、開発されたのが感謝を可視化する「Unipos」です。このサービスはUnipos株式会社が提供するコミュニケーション増進支援サービスです。

Uniposは、それぞれが離れて仕事をしている中、仕事を通じて「褒める」というダイレクトのメッセージを共有し、評価することで、社員のやる気やモチベーションを保ち、組織を活性化させるためのツールとして注目されています。

Uniposの特徴

Uniposでは、アプリ上で「感謝の言葉」や「拍手」を送り、「ピアボーナス」と呼ばれる特典(ボーナス)を送り合うことができます。
そしてその状況は参加する全社員が共有することができるので、全体のモチベーションをアップさせる効果があるとされています。

普段、それぞれの社員が離れて仕事をしている中で、不足しがちなコミュニケーションを活性化するため、あえて従業員の貢献や活躍を知っている上司や同僚などが、対象者にスポットライトを当て、褒めたりボーナスをあげたりといったアクションを通じ、社員のモチベーション向上や相互理解を促進させています。

これには協力体制を強化する効果があり、結果として従業員同士の信頼関係が密になり、組織を強化する効果も期待されます。

すでに大手企業や有名企業の多くが参加しており、99%が継続利用するなど、高い評価を得ています。アプリもシンプルに作られており、操作も簡単で、パソコン、スマホどちらでも利用できます。

組織づくりに焦点を

テレワークの「陰の部分」として課題が指摘されている、コミュニケーションの欠如や孤独感といった、社員のメンタル面でのモチベーション低下を防ぐために開発された「Unipos」は、発想も斬新で、普段会社が細かくチェックできない、社員の繊細な感情の部分などに光を当てる、画期的なシステムと言えるでしょう。

テレワーク化における組織づくりは、働き方の異なるメンバー同士が混在するため、これまでの組織とは違った取り組みや制度設計が必要になってきます。
経営者や責任者はこういった背景をくみ取り、自社にとって最適なシステムを検討しなくてはなりません。

企業規模に関わらず「感謝」は重要

大手企業や老舗企業の場合、分業化された組織になっていることが多く、経理や財務、管理部などのバックオフィス系は、失敗が許されず、「できて当たり前」という雰囲気になりがちです。

同様に、営業部は成果が評価される傾向が強く、人事部は、採用活動の開始から入社までの期間が長く、どちらもプロセスを褒められる機会が少ないのが現状です。

一方ベンチャーやスタートアップは、社会の変化に合わせて柔軟に組織をつくることが多く、各自が成果を出すことに尽力し、「褒める」という行為に価値を置くことが少ないと言えます。

感謝を伝えることの重要性は理解しつつも、なかなか伝える場所や機会が少ない中で、オンライン化がさらに拍車をかける状況です。この機会に、組織づくりの一貫として感謝を伝えるツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

記事監修:染谷祐吏(yuri someya)
一部上場企業のデジタルマ―ケティング責任者としてデジタルトランスフォーメーション推進や新規事業開発に従事。業務支援コンサル、ベンチャー企業の戦略人事を経て2019年にデジタル人材特化型のエージェントとして株式会社MOCHIを設立。テレワーク×DXの課題解決として「リモフリ」を立ち上げ。