Withコロナのオフィス活用!10分20円の格安ワークスペースは人気となるか?

新型コロナウィルスの影響により、飲食店や小売店は休業や時間短縮営業を強いられており、経営がひっ迫しています。

こうした企業が、売上確保のため店舗の空いてるスペースをビジネス用のワークスペースとして提供するサービスがリリースされています。

格安ワークスペース

このサービスをリリースしたのは、国内最大級の規模を誇る会議室予約サイト「スペイシー」を展開する、株式会社スペイシー(本社:東京都千代田区、代表取締役 内田圭祐氏)です。

企業は、空いたスペースの提供と接客不要な仕組みにより新たな収益が生まれ、利用者はワークスペースとして格安で利用できるのが特徴です。

本サービスは「10Minutes by SPACEE 」というブランドで、2020年5月1日に正式リリースし、利用料金は10分20円〜という低価格帯に設定されています。

利用者のメリット

利用者は、オフィスや自宅以外の第3のワークスペースとして、ちょっとした隙間時間の事務作業やWEB会議などで活用することができます。
また利用登録も簡単なため、すぐに利用開始できる点もメリットと言えるでしょう。

企業のメリット

企業は、店舗内にタブレット端末かQRコードを設置すればシステムを利用できるため、簡単に導入することができます。また、営業時間外やアイドルタイムにも利用できるため、プラスの収益も見込めます。利用者が増えれば、店舗の宣伝や新たな顧客層の獲得にも繋がるため、利用しない手はないでしょう。

このシステムではオプションとして、店舗でセルフオーダーによる食事などの注文や、外部からのテイクアウトやデリバリーによる注文も受けられるため、テイクアウトの導入を検討していた店舗にとっても朗報ではないでしょうか。

今後の展開は

このシステムに参加している店舗は都心を中心に約30拠点あります。(リリース時点)
今後、同社では新型コロナウイルス対策に加えて、更に将来を見据えた多様な働き方を可能とする社会を実現することを目的にサービスの拡大を進め、年内には300拠点のスペース確保を目指しています。

そして都心だけでなく、全国各地の駅前や商店街など、あらゆる場所でリモートワークが手軽にできる環境を整備していく意向です。

まとめ

このサービスは、営業自粛による客離れと収益悪化に苦しむ飲食店の課題を、一挙に解決しています。一方で利用できる拠点が少なく、わずかの企業しか恩恵は受けていないため、規模の拡大が急がれます。

今後テレワークやリモートワークの普及によって、様々な店舗形態で時間と場所の切り売りとそれに合わせた価格の競争が激化すると想定されるでしょう。

記事監修:染谷祐吏(yuri someya)
一部上場企業のデジタルマ―ケティング責任者としてデジタルトランスフォーメーション推進や新規事業開発に従事。業務支援コンサル、ベンチャー企業の戦略人事を経て2019年にデジタル人材特化型のエージェントとして株式会社MOCHIを設立。テレワーク×DXの課題解決として「リモフリ」を立ち上げ。