経営者・人事が新入社員に身につけてほしい習慣は「読書」

経営者や人事担当者が新入社員に対してどんな課題を持ち、習慣化させたいと考えているかの調査結果が発表されました。これについて解説していきます。

経営者、人事の課題

経営者・人事担当者は新入社員に対しどんな課題を抱え、解決策を講じたいと考えているのでしょうか。

新型コロナウィルスの影響で、急速に進んだテレワークが当たり前の働き方になり、今後は新入社員が入社後すぐテレワークで働くということも想定されます。

その背景の中、経営者や人事は今後どのような研修プログラムを検討し、社員の育成を進めていくのが良いのでしょうか。今回の調査結果はそれを考えるためのヒントになると思います。

「ビジネスマナーが身についていない」が多数

調査によれば、経営者・人事担当者は新入社員に対して、「ビジネスマナーが身についていない」「教養があまりない」といった回答が多く寄せられました。

ではこのビジネスマナーや教養不足の対策として、経営者や人事は何をしたらよいと良いと考えているのでしょうか。

読書の習慣化が必要が9割

教養不足を解消するための対策として、「読書習慣」が必要だと回答した経営者・人事担当者が大多数となっています。

一方で、「必要だと思うか」という質問には「そう思う」という回答になるのは必然はないかという違和感を感じます。

この質問ですと、回答ありきの誘導尋問になっているため、本来の趣旨とは違った回答になる可能性があります。むしろ、どんな対策が必要だと思うかという具体的な回答をいただきたいところです。

新入社員に期待する学びは?

経営者・人事担当者が新入社員に対して、学んで欲しいことは何でしょうか。

引用:株式会社フォーリープ調査

学んで欲しいこと1位は、ビジネスマナーという結果になり、続いて対人スキルやビジネスマインドと続きます。

私も人事経験者のため、ビジネスマナーを学んで欲しいというのには共感します。例えば外部からの電話応対、先輩社員や上司への報連相、取引先との商談時の会話などは社会に出てから学びますが、一般のマナーを知らない新入社員が増えている印象を持っています。

そこで人事の経験からおすすめしたい書籍を1冊ご紹介します。
この本は新入社員に渡して読むだけでベースのマナーが理解できます。
忙しい人事の方は是非購入して渡してあげてください。

まとめ

調査結果から、経営者や人事・採用担当者は、新入社員に対してビジネスマナーや教養など、様々な課題や問題意識を持っていることが浮き彫りになりました。中でも、新入社員に「読書」を習慣化させたいとする回答が圧倒的に多数を占めています。

一方で、社会に出る前に教わる機会がない新入社員からすると、会社でしっかり教えて欲しいというニーズもあるため、それに答えられるような研修を会社が用意する必要があると考えます。

研修プログラムでなくても、入社1年目に読む本という形で書籍を貸し出すなどの工夫をすれば、コストもかからず毎年の運用にすることができるのではないでしょうか。

記事監修:染谷祐吏(yuri someya)
一部上場企業のデジタルマ―ケティング責任者としてデジタルトランスフォーメーション推進や新規事業開発に従事。業務支援コンサル、ベンチャー企業の戦略人事を経て2019年にデジタル人材特化型のエージェントとして株式会社MOCHIを設立。テレワーク×DXの課題解決として「リモフリ」を立ち上げ。