従業員もシェアする時代?!新形態の人材シェアプラットフォームとは

新型コロナウイルスの影響で、飲食業界やホテル業界などでは従業員、特にアルバイトやパートを休業させたり、最悪の場合解雇せざるを得ない状況となっています。この状況に策を打つべく、株式会社ZENKIGENが従業員をシェアし合うプラットフォームサービスをリリースしたと報じました。

どんなサービスなのか

多くの顧客を抱える企業4社で、採用領域でのリソースや情報を無償で共有し合い、人材の余剰と不足に悩む企業がスムースに情報を共有し合えるプラットフォームを構築するものです。なお、このプラットフォームは、4社の顧客企業以外にも順次開放することとしています。

出典:株式会社ZENKIGENによるプレスリリース(PRTIMES)

<サービスを共有し合う企業4社>

・株式会社ZENKIGEN
・株式会社エスプール
・ワークスタイルテック株式会社
・株式会社イレブン

<具体的な実施内容>

このサービスで実施することは、

・顧客企業各社からの人材に関する相談窓口対応、およびニーズにマッチする企業の仲介
・人材採用時におけるWEB面接環境の提供
・雇用契約を速やかに実施する人材データベースの共有
※サービス提供期間は2020年5月8日~6月30日まで

今後の展開は

本サービス開始する4社は多くの顧客を抱え、共同で企業や業界にとらわれず、それぞれの顧客企業間における人材共有を支援することで、人材余剰と人材不足といった対極の課題を抱える企業間の人材問題を解決することを目指しています。

通常、一般企業が人材の過不足を相談しあうことはありませんが、今回4社がそれぞれの取引先からの相談事項を共有したことを契機に、各企業における従業員シェアを推進する動きが活発化しそうです。

ユーザーにとっては、一から企業の求人検索から応募、面接までの手間が省け、企業にとっては、コストと時間をかけることなくスピーディな採用が可能になり、両者にとってメリットのあるサービスと言えそうです。

まとめ

共通の顧客基盤を活用して人材を共有し合うというのは、ありそうでなかったサービスで、顧客と企業双方の「不」を解決するものではないでしょうか。
今後、様々な企業に展開されることで、人材採用の在り方や求人そのものまで変わる可能性を秘めており、今後のサービス拡大に期待したいものです。

記事監修:染谷祐吏(yuri someya)
一部上場企業のデジタルマ―ケティング責任者としてデジタルトランスフォーメーション推進や新規事業開発に従事。業務支援コンサル、ベンチャー企業の戦略人事を経て2019年にデジタル人材特化型のエージェントとして株式会社MOCHIを設立。テレワーク×DXの課題解決として「リモフリ」を立ち上げ。