「がんばるな、ニッポン。」テレワーク推進のテレビCM動画が10万回再生

メッセージに込めた趣旨とは

サイボウズ株式会社は、新型コロナウイルス対策の一環として多くの社員がテレワークを推進するよう訴えるテレビCMを放映し、SNS上でも公開しています。このメッセージには多くの反響があり、現在主要SNSの合計で10万回を超える再生回数となっています。

同社の掲げる「がんばるな、ニッポン。」という印象的なキャッチコピーには、新型コロナウイルスに対応する有効な手段としてのテレワーク推進を訴える理念が込められています。

理念とは

同社では、「100人100通り」という働き方コンセプトをそのメッセージに込めて発信を続けています。新型コロナウイルスの感染拡大を契機として人々の働き方は大きく変化を迫られており、今後もテレワークを継続する会社がある一方、原則出社に勤務形態を戻す会社も多く、対応は様々です。

こうした状況下、同社では、社員に通勤を頑張らせることが本当に必要なのか問いかけています。デスクワーク中心の仕事でも、また在宅勤務を希望する社員がいても、会社が通勤を強制する意味があるのかどうかという問いです。出社したい社員は出社し、在宅勤務を希望する社員は在宅勤務をするという、「100人100通り」の働き方が常識となるよう、テレワークという選択肢を追求していくことが同社の理念となっています。

反響は

同社のこうした理念とメッセージに対して、多くの反響や意見が寄せられているようです。多くの意見としては、自分が所属する会社の経営者や幹部にもこのメッセージを共有いただきたい、また、なぜ毎日コロナ禍における感染の不安を抱えながら通勤しなければならないのか納得する意見の集約を望みたい、更には、どうしても出社が必要な社員のためにこそテレワークが重要、などといったものがありました。概して、コロナ禍での新たな働き方について会社に真意を問いただす内容の意見が多く多く見受けられました。

その一方、どうしても通勤しないと働けない業種のことも考慮して欲しい、また、テレワークの強要はむしろ個々の仕事における多様性の否定ではないかといった反論の意見もあったようです。

そうした厳しい意見も十分に踏まえながら、同社としては今後もテレワークという選択肢を訴え、今回のテレビCMとWebサイトが多くの社員の新しい働き方へのチャレンジを後押しするよう注力する意向です。

参照:PRTIMES