1000名の医師がおススメするストレス解消法とは

新型コロナウイルスの感染拡大によってまだまだ外出自粛ムードが続いていますが、そうした環境下でストレスをため込まない方法はどんなものでしょうか?株式会社医師のともは、全国の医師1,021名を対象に『医師が考えるストレス解消法』についてアンケート調査を実施し、その分析結果を発表しました。

調査結果サマリー

・ストレスを解消する最も有効な手段は、食欲と睡眠欲、またコミュニケーション欲を満たすこと
・医師が自分で実践する効果的なストレス解消法はスポーツが圧倒的

調査結果概要

調査結果概要は次のとおりです。

医師が推薦する屋内でのストレス解消法

新型コロナウイルス感染症が収束する気配は一向になく、こうした状況下でお盆休みに外出せず自宅で過ごした人が多い状況です。

医師1,021名に対してそれぞれが推奨する室内でのストレス解消法について調査した結果、食欲、睡眠欲、そしてコミュニケーション欲を満足させることがストレス解消に最も効果的という分析結果が出ました。中でも、人とのコミュニケーションは、単身者でもWEB会議システムなどのツールを活用することでオンライン上でも図れるため、手軽に利用しながらストレスを適度に解消し、快適な自宅生活を過ごすことが大切だとしています。

ストレス解消のために購入して最も効果的だった商品

ストレス解消のためにはスポーツ関連商品の購入が最も効果的(21%)で、これに家電(14%)、ゲーム・映画・音楽(12%)、書籍・雑誌(11%)、食品・グルメ(8%)などと続いています。スポーツ用品を購入して体を動かし、ストレス解消を図るのが効果的という結果となりました。

ストレス解消のために最も効果的だった行動

こちらも、スポーツ全般という回答が圧倒的多数(36%)を占めており、その内訳としては筋トレ・ストレッチ・ラジオ体操・動画を使ったトレーニングとなっています。そして、散歩・ウォーキングというスポーツに順ずる行動(別回答項目で12%)も含めると、回答全体の半数近い支持となっています。次いで美味しいものを食べたり作ること(8%)、趣味に没頭する(5%)、多めの睡眠・休息(5%)などとなっています。

スポーツ推奨における医師のコメント

今回の回答を通じて、健康の専門家である医師の立場から、運動不足は肥満のみならず、持病やメンタルヘルスの悪化や免疫力の低下、フレイル(※)など様々な悪影響を及ぼすため、これを回避するためにもスポーツを推奨しています。
(※)加齢により心身の機能が衰え要介護になる可能性が高い状態

参照:PRTIMES