ワーケーションの実態、「旅行に行くなら休みたい」

ワーケーションの実態

新型コロナウイルスの感染拡大や働き方改革に伴い、テレワークや在宅勤務が定着し、更に仕事と余暇を同時に楽しむワーケーションも注目されています。

その実態を見ると、ワーケーションをやってみたい、あるいは興味があると答えた人は全体の6割に上る一方、実際に行った経験のある人は5%に過ぎないことが調査によって明らかになりました。

その主な理由は、コストの問題と、仕事と休暇をはっきりと分けたいことが背景として挙げられます。

テレワーク場所は自宅中心

テレワークを実践する場所は、自宅(屋内)が93%、自宅のテラス、庭、屋上が5%、コワーキングスペースが4%と続き、自宅での作業がほとんどの状況です。

自宅(屋内)でテレワークを実施している人がテレワークで課題と感じる点は、多い順に次のとおりとなっています。

  • リフレッシュや気分転換が難しい(47%)
  • 湿度や換気など、快適に働きにくい(24%)
  • IT環境(Wi-Fiやコンセント確保など)が不十分(23%)

自宅ではリフレッシュや気分転換ができないという回答が多い状況で、ワーケーションはこうした課題を解決する方法ともみられます。

在宅勤務で気分転換やリフレッシュできない方は、こちらの記事を参照してみてください。
→自宅ですぐできるストレス解消方法

ワーケーションへの興味は高い

ワーケーションに興味を示す人も多くなっています。ワーケーションの経験について聞いた結果は次のとおりとなっています。

  • 既に実施した(5%)
  • やりたいがまだ実施していない(18%)
  • 興味はあるが現実的には難しい(44%)
  • 興味がない(34%)

ワーケーションを実際には経験していないものの、やってみたい・興味があるという人は全体の6割以上(62%)にも上っています。

ワーケーションは仕事の気分転換

上記の質問で、やりたいがまだ実施していない、興味はあるが現実的には難しいと回答した人(615人)対象に、ワーケーションに興味がある理由についてたずねた結果は次のとおりです。

  • 気分転換になりそう(67%)
  • 自宅勤務だけでは息が詰まる(40%)
  • 自然の中や外気を感じられる開放的な空間で働きたい(40%)

自宅ではリフレッシュや気分転換が難しいけれど、ワーケーションではこうした課題が解決できる期待があります。

旅行に行くなら休みたい

ワーケーションを実施するためには多くの課題もありそうです。ワーケーションを実施できていない理由について聞いた結果は次のとおりです。

  • お金がかかる(46%)
  • 旅行に行くなら休みたい(40%)
  • 仕事と休暇のメリハリをつけたい(33%)
  • 会社の制度上実施が難しい(30%)

ワーケーションを実施する際にかかる費用が一番の課題ですが、休暇や旅行は仕事と切り離して考えたいという意識も高いハードルとなっている状況のようです。

参照:INFORICH