コロナ禍で仕事のストレスが増加
新型コロナウイルスの感染拡大と、テレワークや在宅勤務の進展に伴い、仕事上の様々なストレスが大きな問題となっています。
あるアンケートによれば、仕事をしている男女のうち仕事でストレスを感じることがあると回答した人が全体の95.8%と、ほぼ全員といっていいほどの状況です。
ストレスの7割は人間関係
具体的に、仕事でどのようなストレスを感じることが多いのかについてたずねたところ、回答者の大多数(76.3%)が「人間関係」と答えています。
具体的なストレスの内容は下表のとおりです。
上位2つは、態度の悪い顧客やクレームの対応と意思疎通がうまくいかないといった、人間関係に起因した内容となっています。
男女別のストレス解消法とは?
ストレスをそのままため込むと、やがては精神的にも身体的にも病んでしまう懸念があります。同社の調査では今回、ストレス解消のためにどのような方法で対処しているのかについて確認しました。
その結果、男女でストレス解消への対応に大きな差異がみられました。
男性は運動と飲み会
男性からの回答で一番多かったのは、運動をするというものです。運動後は気分がスッキリするという声が多く、健康的にストレスを解消する様子がうかがえます。また、二番目に多かったのはお酒を飲むという回答でした。
コロナ禍以前なら躊躇なく気の合う仲間を誘って飲みにいくこともできたものが、今では事情が違います。ひとりの家飲みでストレス解消への足かせにならないか、少し心配されます。
女性は食事と愚痴
女性は男性とは違って、お酒を飲むのはランク外となりました。
一番多かったのはおいしいものを食べるという回答で、それに続くのは愚痴を聞いてもらうことでした。こちらも、コロナ禍以前であれば誰かをレストランなどに誘っておいしいものを食べつながら愚痴を聞いてもらうこともできましたが、今ではちょっと躊躇されす。
コロナ禍では、テイクアウトや自炊などをしながら美味しいものを食べ、LINEやzoomで友人などに愚痴を聞いてもらうといった構図でしょうか。
まとめ
男女それぞれストレス解消の方法は違なりますが、共通しているのはコロナ禍によってこうしたストレス発散の機会が阻まれている点です。
早期にコロナ禍が収束し、通常のの生活を取り戻して思い切り飲食店でストレス解消ができる日が来ることを願いたいものです。
参照:ビズヒッツ