【島根】移住で受けられる補助金・補助制度まとめ(2020年度版)

地方移住で得られる補助金・補助制度まとめ、今回は島根県を取り上げます。

島根県は例年の移住希望地ランキングでも常に全国でトップクラス(ふるさと回帰支援センター東京調査)の人気を誇る地域です。

わくわく島根生活実現支援事業(移住支援金)

こちらは、全国各自治体で同様に設定されている代表的な補助金です。

名称は各地域ごとに様々ですが、基本的には東京圏への一極集中の是正と全国各地域の中小企業等における人手不足の解消を目的として、東京23区から島根県内に移住し、対象の法人に就業した本人に移住支援金を支給する制度です。

補助金額は、2人以上世帯の場合100万円/世帯、単身の場合60万円/世帯1で、他地域と同じです。

島根県への移住支援策

島根県への移住に関心があるけれど、いきなり引っ越すことにためらいがあるという人には、「お試し暮らし体験施設」が整備されています。

施設は島根県内で7つの市町に設置されており、実際にそこで生活してみることで、それぞれの地域の魅力に触れることが可能です。

また、仕事の面では、「しまねのUIターン産業体験」という事業が行われています。これは、県内の産業を一定期間体験する人に向けて必要な経費の一部を補助するものです。島根を一度体験してみたいという方にお勧めの制度です。

様々な支援事業

上述した支援策などについて、より詳しく下記に解説します。

しまね産業体験事業

農林漁業、伝統工芸、介護などを1年間体験するものです。助成期間3か月~1年で、助成金額は月12万円(親子連れ等加算あり)となっています。過去には平成8~26年の累計で1,576人が体験し、定着者は671人(44.5%)となっています。

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しまね地域づくり活動体験

島根県下の各地域における魅力発信や地域資源の活用などを通じて、地域の担い手となる人を募集するものです。助成期間は2年、助成金額月12万円(同上)です。地域づくり活動者数の増加に伴い、定着者数も増加が見込まれています。

しまね暮らし体験プログラム

1泊2日~2泊3日のツアーで、地域との交流体験を実施します。日時は自由で、現地での宿泊費や体験料は無料で、現地までの交通費と食費を参加者が負担するプログラムです。

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しまね暮らしお試し体験施設

1週間~3か月間にわたって施設を低価格で貸出しするものです。この制度を通じて、多くの利用者が島根へ定住しています。

空き家情報(空き家バンク)

一般財団法人・島根県建築住宅センターが、空き家情報をHP(くらしまねっと)・情報誌(だんだん)で公開しています。宅地建物取引の専門家「しまねUIターン住宅相談員」が無料で住まいの相談に対応しています。

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市町村定住支援員による定住サポート

島根県の全市町村に定住支援員が設置されており、各市町村では支援員に加えて定住相談員など等を設置している場合もあり、定住財団と連携しながら定住推進活動を行っています。

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