【山梨】移住で受けられる補助金・補助制度まとめ(2020年度版)

地方移住で得られる補助金・補助制度まとめ、今回は山梨県を取り上げます。

山梨県移住支援金

他の地域と同様に、東京圏から地方に移住する人に対して補助金を給付しています。

移住して県内の中小企業に就職する受給者へ、家族世帯の場合100万円・単身の場合60万円を支給します。また、地域課題解決型の起業をする受給者に対しては上記に加えて200万円を支給するものです。

主要市町村における制度

次に、主な地域毎の補助金制度をまとめて解説します。

甲府市

農村部の空き家バンク(*)、中心市街地の定住促進住宅取得支援・改修支援を実施しています。
遠距離通勤・通学定期券購入補助金として、毎月通勤2万円・通学1万円(上限)を支援します。

(*)空き家バンク制度は、移住に際して各地域の相談窓口で空き家物件を紹介する事業です。下記に挙げる各地域以外にも、多くの市町村で実施しています。

韮崎市

お試し住宅制度:県外からの移住検討者に対して3~14日間住宅の提供支援を行います。
持家住宅定住促進助成:住宅取得や増改築、リフォームに際して助成します。
そのほかにも、次のような補助制度を実施しています。

  • 定住促進住宅家賃助成(転入者への家賃補助)
  • 若者定住就職者家賃助成(就職に伴う転入者への民間家賃補助
  • 結婚新生活支援(新居購入費・家賃等の助成
  • 若者定住就職支援(就職・起業による転入者への奨励金
  • 起業支援(起業者への補助金)

笛吹市

空き家バンク改修等補助金:登録物件の改修費用の1/2を補助(上限20万円)
新規就農支援制度:Iターンを志向する45歳未満の就農者に対して、年額100万円を2年間にわたって支援します。
お試し住宅:4日~30日の移住体験を支援(無料)
子育て世代住宅取得補助金:中学生以下の子どもがいる世帯が住宅を取得する場合に、新築30万円・中古住宅25万円を補助します。
サテライトオフィス等促進補助金:改修費、賃借料、設備費等を支援します。

大月市

転入子育て世帯家賃助成制度:月1万円を上限とし、月額の家賃から住宅手当を控除した額に1/2を乗じた額を支給します。
空き家バンク成約物件リフォーム助成制度:空き家バンクの空き家の購入者に対し、10万円を上限にリフォーム工事費用の一部を交付します。
空き家バンク登録促進報奨金交付制度:空き家バンクに物件登録し、売買成約をした登録者に3万円の報奨金を交付します。

上野原市

空き家バンクリフォーム補助金:賃貸で運用する空き家バンク登録物件に対し、リフォーム費用の1/2(上限50万円)を補助します。
移住者住宅取得等補助金:一定の要件に該当する移住者の住宅取得等に対して、住宅ローン残高の5%(上限150万円)を補助します。

南アルプス市

空き家活用定住促進事業:登録物件の住宅改修費を助成します。改修費の1/2(上限100万円)となります。

山梨市

空き家バンクの他、山梨市田舎暮らし体験施設である「山梨市お試し住宅」を利用することで、定住を促進しています。

都留市

都留市快適遠距離通勤補助金交付事業:新規就労や転勤、転入等で都留市から首都圏方面に75km以上の遠距離通勤をしている人に対して、月額1万円の補助金を最大36ヶ月間支給します。

富士吉田市

新築取得補助制度、県外通勤補助制度、また空き家バンク制度により空き家に入居した方に家賃補助等を実施しています。

参照:移住マップ