大塚商会、オンライン商品調達を強化すべくサービスを刷新 

「たのめーるプラス」で利便性拡大

新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化しています。

こうした状況下でも、オンラインでの商品調達に際しての利便性を一層高めるため、テレビCMなどで知られる事務用品販売大手の大塚商会は、クラウド型の調達・購買業務支援サービス「たのめーるプラス」のシステム刷新をリリースしました。

「たのめーるプラス」とは

このサービスは、同社が独自開発したクラウド型の事務用品調達・購買業務支援サービスです。

このため、コロナ禍にあっても問題なく商品の調達が可能なシステムです。多店舗・多拠点で展開する中堅企業や大手企業を中心に、は20万を超える事業所や店舗で利用されています。

特徴とメリット

同サービスの主な特徴は、利用企業の購買ポリシーに適合するため、利用者や対象商品、またサプライヤーそれぞれの各種マスタ登録、承認ルートや備考の設定などが可能な点です。

また、各事業所や店舗で必要となる商品やサービスの調達・購買の際、サプライヤーと連携することで業務の効率化を図り、結果として企業のコスト削減に貢献できるメリットがあります。

主な改善ポイント

デザイン・操作性の向上

今回のシステム刷新では、現行サービスの画面イメージを継続しながら、画面デザインや表示サイズを見直し、利用者の視認性や操作性を向上させました。

さらに、グループの階層、また管理項目や明細機能を拡張させ、汎用性を高めて、システム間でのデータ活用を通じた利便性の強化を図っています。

サービス機能の見直し

サービスの機能を見直し、これまで標準機能であったFAX注文書送信、スポット注文、見積依頼、注文外出荷などをオプション化しました。

現行の調達代行企業モデルもオプションとなり、現状に沿った利便性を追求しています。

新たなサービス機能の追加

新たなサービス機能として、消費税表示オプションと、テレワーク環境でのセキュリティ性を高められるグローバルIP認証オプションを追加しました。

また、自社のオフィスサプライ通販サービスである「MAたのめーる」「調達たのめーる」との連携性も強化し、利用企業における購買物品の標準化やコスト削減にも貢献するとしています。

利用料金

「たのめーるプラス」の利用料金は、利用形態や購買ボリュームに応じた個別見積もりとなっています。

参考価格としては、初期費用が30万円(税別)、月額費用が5000円(同)からとなっています。

参照:大塚商会