「ワイン飲み放題」でテレワーク、飲食店を有効活用する動き

テレワーク中にワイン飲み放題

新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの企業はテレワーク主体の業務を強力に推進しています。

こうした状況下、テレワークをしながら、なんと「ワイン飲み放題」を提唱するサービスが登場しました。

ワイン飲み放題プランの趣旨と目的

このサービスを提案したのはテレワーク・テクノロジーズ社です。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言下で、夜の営業ができなくなった飲食店を支援するため、昼の営業時間帯とランチ時間以降のいわゆるアイドル(暇な)時間帯を活用してのサービスを企画しました。

飲食店の利益を補填しながら、在宅ワークを行っているビジネスパーソンにワークスペースを提供することで、利用者が各店舗へ認知を高める一方、本業である飲食業への集客効果も期待しています。

サービス概要

サービスブランド「テレスペ」

同社では、サービスブランドでもあるテレワークスペースのシェアサービス「テレスペ」として、協業するパートナーズダイニング社が運営する「ワインバルESOLA 新宿店」でワイン飲み放題となるサービスを提供しています。

毎日12時~20時の時間帯に、電源や無線LAN環境を備えたテレワークスペースとして利用可能な「ワイン飲み放題付きテレワーク」プランを本年1月11日から提供しています。

詳細スペック

利用人数とプラン

同サービスの利用人数は1人または2人で、「ワインセルフ飲み放題プラン」「飲み放題なしプラン」が用意されています。また、電源とWifiを完備したテーブル席の利用が可能です。

ワインセルフ飲み放題プランでは、赤ワイン、白ワイン、スパークリングワインのセルフ飲み放題を提供しており、また飲み放題なしプランでは、追加料金を支払うことでフードの提供が受けられます。

登録方法

サービス利用にあたっては、「テレスペ」を検索後、LINEで「友だち登録」してクレジットカードを登録し、直接店舗へ行きます。

事前予約は出来ないので、事前に残り席数を確認しておくことが望ましいようです。

利用料金

サービスの1人当たり利用料金(税込み)は、ワインセルフ飲み放題プランが1時間当たり1000円から、飲み放題なしプランが1時間当たり300円からと、リーズナブルな料金設定となっています。

まとめ

テレワーク中にワイン飲み放題とは、何とも刺激的で楽しい提案です。

もちろん、テレワークといえども一定の節度や常識が求められるため、自己規制も必要ですが、苦境にある飲食店への支援策としては注目すべき取り組みといえるでしょう。

参照:テレスペ