「ひとり用スペース」に鉄道会社が続々参入

新型コロナウイルス感染拡大に伴うテレワークや在宅勤務の普及により、自宅などで仕事をすることが多くなるとともに、「ひとりになりたい人」が増えています。

都内を中心として、コテージのような建物を借りて「ひとり用スペース」として活用する動きが注目されています。

自宅の仕事ではストレス

家で仕事をする機会が増えるにつれて、夫がテレワーク中には家族が気を遣って子どもを連れて外出したりする場合があります。

一方、仕事をする側も、掃除や洗濯、炊事といった日々の生活音が漏れてきてストレスとなり、仕事に影響するという課題が挙げられています。

「ひとり用スペース」の活用

こうした課題を解決するため、テレワークスペースの拡大の一環として様々な「ひとり用スペース」の活用が注目されています。

主に鉄道系の企業が中心にサービスを展開しています。

東急電鉄

東急では、法人企業向けの会員制サテライトシェアオフィス事業「NewWork(ニューワーク)(*)」で、会員限定クーポンの配信を開始し、利用拡大を図っています。

(*)個人向けのワークスペースとして、全国に直営店・提携店を合計226店舗設置し、450社以上の会員企業が利用しています。

JR東日本

JR東日本グループのJR東日本フーズでは、同社が運営する”BECK’S STATION LOUNGE”で、さいたま新都心駅の改札の外にある店舗に交通系ICカードを使って入店できるシステムを導入しました。

生活音が気になって集中できないという人向けに活用を呼びかけており、またここでは滞在時間で金額が決まるフリードリンク制のため、中で自由に飲み物がオーダーできます。

西武鉄道

西武鉄道グループの西武プロパティーズでは、西武グループが4月からサービスを開始する「おひとり様用のスペース」としての”EmiCube”を展開します。

主にテレワークでの利用を意識して、7畳ほどの広さでトイレやエアコン、洗面スペースが備え付けられており、月額5万円で借りられて電気・水道代も込みのサービスです。

まとめ

コロナ禍でテレワークを実施する際、自宅だけでは様々なストレスに悩まされている人が多い現状があります。

単に仕事だけをするだけではなく、自分の趣味のための時間を過ごすためのスペースとして提供されているこうした「ひとり用スペース」は、ストレス解消やモチベーションの向上にも役立つ効果が期待されます。

今後のサービス利用拡大に注目したいものです。

参照:東急電鉄 JR東日本フーズ 西武プロパティーズ