新型コロナウイルスの感染拡大によってテレワークや在宅勤務が普及していますが、会社から完全テレワークを指示されたら、どの街に住みたいでしょうか?
これについて調査した結果がリリースされました。
ナンバーワンは沖縄・那覇市
この調査を実施したのはAlbaLink社で、全国の男女500人からの回答を集計・分析しています。それによれば、第1位は那覇市(21人)という結果となりました。
那覇市と答えた人は、その主な理由として下記のような内容を挙げています。
- 周りにきれいで美しい海が広がっており、少し足を伸ばせばゆったり・のんびりできる場所がたくさんある。また、生活にも困らない環境で不便がない(40代女性)
- 以前から沖縄に住んでみたいと思っていたことと、那覇であれば生活環境も充実している(30代男性)
続いて鎌倉市など
那覇市に続いては、鎌倉市(17人)、福岡市(16人)、札幌市(12人)、軽井沢(11人)、熱海、京都市(いずれも10人)、神戸市、仙台市、大阪市(いずれも9人)という結果となっています。
主な理由としては、都心に近い有名な避暑地であったり、利便性がよく住みやすい人気都市であることがなどが上位ランクインの理由として挙げられています。
この結果について同社では、テレワーク環境下であっても、完全な田舎よりも程よい都会や、利便性の良い地域が好まれる傾向にあると分析しています。
また、トップ10に東京都の主要な市区町村がランクインしていない理由としては、仕事に関係なく住むのであれば、東京での生活はコスパが悪いと考えた人が多いことを挙げています。
ナンバーワン都道府県は神奈川
続いて、テレワークになったら住みたい都道府県について確認した結果、人気トップは神奈川県(58人)という結果となりました。
これについて同社では、上述した市町村部門2位の鎌倉市だけでなく、ランク外ながらも横浜市(8票)や小田原市(6票)など、都会と避暑地ともに人気のある市区町村を数多く抱えていることを主な理由として挙げています。
続いて東京ほか
これに続くのが東京都(56人)、沖縄県(56人)、静岡県(40人)、長野県(33人)、兵庫県(27人)、北海道(25人)、大阪府、埼玉県(いずれも22人)、福岡県(19人)という結果となりました。
東京都は市区町村部門でランクイン外だったにもかかわらず、2位という結果になりました。
地域別の内訳をみると、都内23区の渋谷区(6票)、新宿区(6票)、世田谷区(5票)、杉並区(4票)だけでなく、八王子市(2票)、小笠原村(2票)、八丈島(1票)など、23区外の地域からも幅広く票を集めました。
まとめ
テレワークになったらどこに住みたいかという質問は、自分が「住まいや人生で何を大切にしているのか」についての示唆ともいえるでしょう。
参照:AlbaLink