新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、テレワークが広く普及しつつありますが、自宅などでは家族もいて、なかなか作業がはかどらない悩みも多く聞かれます。
こうした状況下、平日に4泊5日プランでテレワーク向けに宿泊予約するサイトがあります。
独自の詳細情報
このプランを実施しているのはOtell社です。ここでは、ホテルの施設情報に加えて、デスクの横幅や奥行といった詳細な情報が掲載されており、テレワーク作業に向いているかどうか判断しやすいメリットがあります。
また、Wi-Fiの速度やコンセント数、フロントで貸出可能なPC関連デバイスなどの情報が記載されているケースもあります。
具体的には、下記のようなテレワーク向きの詳細スペックを開示しています。
- デスク:幅77cm×奥行65cm以上
- チェア:背もたれ付き・クッション付きのビジネスチェア
- Wi-Fi:25Mbps以上
- モニター貸し出しあり
- 昼白色デスクライト完備
昼はテレワーク、夜は温泉
また、今回の企画では、テレワーク作業とは直接関係のない、宿泊機能や付帯設備についても提案されています。
最近普及が進んでいる「ワーケーション」を望む利用者向けに、露天風呂付きの宿泊施設や、温泉・大浴場があるホテルも紹介しています。
月~金の平日4泊5日のプランが基本ですが、それぞれのレベルによって次のようなパッケージが用意されています。
- 1万9800円(税込2万1780円)
- 2万4800円(同2万7280円)
- 2万9800円(同3万2780円)
ホテルならではのゴージャズ設備を利用してワーケーションを楽しみたい利用者にはお勧めプラントいえるでしょう。
利用の実例:コンフォートホテル横浜関内
実際に利用した実例を挙げてみます。コンフォートホテル横浜関内では、デスクの幅と奥行が十分に把握できる写真が用意されています。
そのため、事前に確認の上、ノートPCやサブディスプレイ、キーボード、また付属部品などを持ち込んで対応できました。
チェアも厚みのある背もたれを備えたものが用意されており、一般のホテルによく見られるような、背もたれすらないチェアとは比べ物にならない快適さです。
wifiや有線LANも完備で、ネット環境も問題ありません。
さらに、静かな環境なので、仕事に集中できるメリットもあります。
まとめ
テレワークが進展する一方、カフェやコワーキングスペースでのテレワークは、セキュリティ上問題があるとの指摘もあります。
こうした場合、プライベート空間がしっかりと確保されるホテルでの作業は安全であり、コロナ禍にあってマスクを着用しなくて済むメリットもあります。
今後、こうした環境下でのワークスタイル拡大が期待されます。
参照:Otell