新型コロナウイルスの感染拡大は一向に収束の気配をみせず、東京ではこの12日から4回目の緊急事態宣言が発出される状況となっています。
こうした状況下、Jリーグのサッカーチームが、施設を利用してテレワークができるサービスを開始します。
ガンバ大阪のテレワークサービス
サッカーJリーグの名門・ガンバ大阪では、チームのホームスタジアムである大阪府・吹田市のパナソニックスタジアム吹田を活用して、テレワークができるサービスを始めるとリリースしました。
サッカーのJリーグは、他のプロスポーツ同様、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて無観客での試合が続いており、売上収益も減少しています。
こうした中、老舗の人気チームであるガンバ大阪では、この7月12日から、テレワークができる環境と場所を提供する形で新しいサービスを始めます。
パナスタワーク
このサービスは「パナスタワーク」と名づけられ、Jリーグの公式試合など、イベントで利用することがない日に、同スタジアムを個人で気軽に利用できるものです。
テレワークができる場所は、同スタジアムのバックスタンド4階にある室内VIPラウンジやルーム(個室)です。
スタジアムのピッチを一望できる開放的な環境で、テレワークが可能となっています。
利用料金と設備
利用料金は1日1000円からとなっており、屋外のスタンドのほかに、共有ラウンジや個室も使用できます。
充電用のコンセントや無料のWiFi環境も整っています。
詳細スペック
利用日:
7/12以降で指定管理者が定めた日(基本的にJリーグなどイベント利用のない日)
利用時間:
10:00~17:00
場所・環境:
パナスタ4階バックスタンドVIPフロア
①共有ラウンジ VC19(バルコニー席を含む)
②個室 VC11,12,13,14,15,16,17,18バルコニー席を含む)
③机、椅子、電源、スタジアムWi-Fiの利用が可能
利用料金:
入場利用料 1日1,000円(消費税込)
個室利用料 1部屋1時間につき500円(同)
利用方法:
前日までにパナスタのホームページで申し込み(1日先着20名)
個室の利用は当日受付で申し込み
利用料は当日に受付で現金で支払い
まとめ
ガンバ大阪の担当者は、自宅にいて気分が変わらない時などに、気持ちを切り替えるために利用を推奨しており、開放的な場所で仕事のアイデアもたくさん生まれることを期待しています。
大規模スポーツ施設を活用したテレワークはユニークな試みであり、サッカーファンを中心に利用の拡大が期待されます。