【図解】パソコンでSlackを設定する方法(動画つき)

テレワークを導入する企業が増えている現状、各社さまざまなコミュニケーションツールを活用しています。その中でもSlack(スラック)はヤフー株式会社や近畿大学などさまざまな企業や機関で導入が進められ、ビジネスシーンやメディアなどで耳にする機会が増えてきたのではないでしょうか。今後ますますテレワークが普及し、Slackの利用者数は伸びてくることが予想されます。

そこで今回は、デスクトップやのノートパソコンでSlackを始める際、
「Slackの設定が分からない」
「Slackの基本的な使い方を知りたい」
という方向けに、Slackの始め方や使い方を図解します

Slackの始め方

まずはSlackの始め方を解説します。
インストール方法から、基本的な使い方までを網羅しているので、Slackにまだ触れたことがない人は是非参考にしてください。

インストールする

まずはSlackの公式サイトからSlackをダウンロードします。

SlackはOSによってダウンロードURLが異なりますが、上記URLをクリックすれば、お使いのOSに合ったダウンロード先に飛んでくれます。

その後、ダウンロードしたファイル”SlackSetup”をダブルクリックすると、インストールが開始します。インストール後はデスクトップ画面にあるSlackのアイコンをダブルクリックをすると、Slackを起動することができます。

ワークスペースに参加する

ワークスペースとは、Slack内でコミュニケーションをとる場所のことです。
Slackでのやりとりは全てこのワークスペース内で行われるため、まずはワークスペースに作成又は参加をしなければなりません。作成方法は次の章で解説しますので、ここでは参加方法を解説していきます。

※ワークスペースに参加をするためには、招待メールを相手より送ってもらう必要があります。

下記画像の形式で招待メールが届きますので、[今すぐ参加]をクリックします。

※この時点でアカウントを作成していない人は、この後、アカウント作成画面に遷移しますので、氏名とパスワードを入力し、アカウントを作成しましょう。

[今すぐ参加]クリック後、自動的にワークスペースへログインが行われ、ワークスペース参加完了となります。

ワークスペースを作成する

ワークスペースを自分で作成するには、まずSlackの公式サイトにアクセスし、[ワークスペースを新規作成する]をクリックします。

その後、次の画面が出てきますので、
①に登録するメールアドレスを入力し、[次へ]をクリック

続いて、下記のようなメールチェックを促す画面に切り替わるので、①に登録したメールアドレス宛に届いた6桁の確認コードを入力しましょう。

確認コードを入力すると下記の画面に移行しますので、
①にワークスペース名を入力し
②をクリック

続いて、今チームで取り組んでいるプロジェクト名を①に入力後、②[次へ]をクリック
※ここで入力したプロジェクト名がチャンネルになります。

もしワークスペースに参加する人がもう決まっていれば、その人のメールアドレスを①に入力し、②[チームメンバーに追加する]をクリック

これで、ワークスペースの完成です。

チャンネルを作成する

チャンネルとは、ワークスペース内につくる「会話テーマ」です。
ワークスペース内に、【全体連絡】【自己紹介】【情報共有】【ご意見ご要望】【雑談】【イベント情報】などのさまざまなチャンネルを作成し、それぞれのチャンネル内でチャットをすることができます。

チャンネルは情報を整理する役割があるので、読み手からすると分かりやすくなるというメリットがあります。

チャンネルの作成方法は、サイドバー上部にある赤枠内の[+]ボタンをクリックします。

すると、下記画像に移行します。
①にチャンネル名
②にチャンネルの説明
③プライベートチャンネル(招待されたメンバーのみ閲覧可能)の有無を入力
④の[作成]ボタンをクリック
これでチャンネルの作成は完了です。

プロフィールを設定する

次にプロフィールの設定方法です。
まずはサイドバーの自分のユーザー名をクリックします。

続いて[プロフィールを表示する]をクリック

右側にプロフィールが表示されますので、[プロフィールを編集]を選択

①にプロフィール情報を入力し、プロフィール作成完了です。
もし画像をアップロードする場合は、②をクリックし画像を挿入しましょう。

応用編

ここまでSlackの基本的な使い方や設定方法を紹介してきました。続いて、ここでは応用編として3つの欠かせない機能を解説していきます。

ダイレクトメッセージをする

ダイレクトメッセージ(以下DM)とは、ワークスペースに参加しているユーザーと1対1でやりとりするメッセージのこと。DMの内容は、やりとりをしている2人以外のメンバーは見ることができません。

まずは左側のサイドバーの中から、
①DMを送りたいユーザーをクリックし
②にメッセージ内容を入力し
③の紙飛行機マークをクリックすればDMを送ることができます。

チャンネルでメッセージを送る

続いて、チャンネルでメッセージを送る方法です。
DMとは異なり、チャンネルに参加している不特定多数のメンバーにメッセージを共有することができます。

送り方は、
①メッセージを送りたいチャンネル名を選択
②の部分にメッセージを入力
③の紙飛行機マークをクリックすれば、チャンネルにメッセージを送ることができます。

会話相手にメンションをつける

ここでは会話相手にメンションをつけるやり方を紹介します。
メンションとは、特定の相手に読んで欲しいときに活用する機能のことで、その付け方は簡単で[@◯◯]と表記し、メッセージを入力するだけです。メンションの種類はいくつかありますので、代表的なものを紹介していきます。

特定の人にメンションをつける

[@ユーザー名]と入力し、メッセージを続けます。

オンラインのメンバーにメンションをつける

[@here]と入力し、メッセージを続けます。

チャンネルのメンバーに送るメンションをつける

[@channel]と入力し、メッセージを続けます。

通話する

Slackでは通話もすることができます。ただし、1対1の通話はどのプランでもできますが、グループ通話やチャンネル内で通話できるのは有料プランに限られ、またビデオ通話ができるのはデスクトップのみのため、注意が必要です。

ここではどのプランでも使える1対1の通話方法を紹介します。
①通話したい相手を左側のサイドバーからクリック
②左上にある受話器ボタンをクリック
これで通話を開始することができます。

解説動画

最後にSlackの使い方・機能について分かりやすく解説している動画を紹介しますので、参考にしてみてください。

Slack(スラック)の使い方① 〜登録・ワークスペースの作成〜

Slack(スラック)の使い方② 〜プロフィール設定〜

Slack(スラック)の使い方③ 〜画面の見方〜

最後に

今回はSlackの基本的な使い方や設定方法を解説していきました。
Slackは情報共有や情報整理をする際にとても効率が良く、直観的に分かりやすいツールのため、様々なビジネスシーンで役に立ちます。
リーダーや管理者がまずは使いこなし、チーム全体に広げることができれば、業務効率や生産性向上を達成することが可能になります。