モバイル型?据え置き型?テレワークにおすすめのWi-Fi機器5選

テレワークをするようになり、自宅でパソコンや携帯を使う時間が増えてきたことと思います。

そこで気になるのが通信速度。オフィスにいる時には気づかなかった通信速度ですが、これが遅いと仕事が進まないことも多いのです。

自宅で仕事をするとなると、快適な通信環境は整えたいですよね。そこで今回はテレワークにおすすめの通信速度が速いWi-Fi機器を紹介していきます。

モバイル型か据え置き型か

モバイル型か据え置き型か

Wi-Fiには小型で自宅以外でも利用できるモバイル型のルーター(ポケットWi-Fi)とコンセントに指して機器を地面に置いて利用する据え置き型ルーターの2種類があります。まずはそれぞれのメリットとデメリットを整理しましょう。

モバイル型のメリット

モバイル型の最大のメリットはルーターが小型のため、持ち運びができ、自宅以外でも利用できる点にあります。自宅だけで仕事をするのに飽きたときには、気分転換にカフェなどでも利用することができます(カフェの無料のWi-Fiも使えますがセキュリティ面が心配です……)。

また、工事の必要がなく、最短で翌日から利用できる手軽さもモバイル型の特徴です。

モバイル型のデメリット

モバイル型のデメリットは、1秒あたりに送信するデータ量があらかじめ決められているため、複数人で使うと1台あたりの通信速度が遅くなります。

また、自分以外に自宅でモバイル型の通信を使っている人がいた場合、外で利用しようとした時にはいちいち「ごめん、Wi-FIちょっと借りていい?」なんて許可を取らなければいけません。少し面倒ですね。

その他、据え置き型と比べて電波が弱いため、部屋がいくつかある家であったり、障害物や遮蔽物が多い部屋の場合、モバイル型のルーター1つだけでは快適にインターネットを利用することができない可能性があったり、「◯日で◯GB」以上使ったら通信制限に掛かるルーターも多いので、注意が必要です。

据え置き型のメリット

据え置き型のルーターのメリットは、モバイル型に比べて電波が強く広い範囲に届けることができるため、大人数の広い場所でも快適にインターネットを利用することができる点にあります。そのため、自宅で家族全員が利用する場合などは、据え置き型がおすすめです。

また通信制限のない据え置き型のルーターもありますので、通信量が多いと想定される人は据え置き型を検討してみましょう。

据え置き型のデメリット

据え置き型のデメリットは、持ち運びができないルーターもある点が挙げられます。モバイル型に比べて大きくはありますが、持ち運んでホテルや友達の家で使えないこともありません。しかし、ルーターによっては契約先住所でのみ利用することが決められているものもありますので、注意しましょう。

また、同じ自宅でのインターネット利用をする人が検討するであろう光回線と比べると、通信速度が遅いというデメリットもあります。

テレワークにおすすめの高速通信Wi-Fiルーター5選

それではここからテレワークにおすすめの通信速度の速いWi-Fiルーターを5つ紹介していきます。なお、この章で紹介する通信速度の数字は理論上の通信速度のため、実際の速度ではないことを頭に入れながら見ていただけたらと思います。

<モバイル型のおすすめルーター>
✔Wi-Fi STATION HW-01L
✔Pocket WiFi 803ZT
✔Speed Wi-Fi NEXT WX06

<据え置き型のおすすめルーター>
✔Speed Wi-Fi HOME L02
✔SoftBankAir ターミナル4

Wi-Fi STATION HW-01L

モバイル型のルーター(ポケットWi-FI)で国内最速の通信速度を誇るのがdocomoの「Wi-Fi STATION HW-01L(以下:HW-01L)」です。

HW-01Lのデータ送信時の速度である「上り」の最大速度は131.3Mbpsで、データ受信時の「下り」の最大速度は1,288Mbpsです。

快適に通信ができるのが10Mbps~30Mbps程度ですので、充分すぎるスペックですね。

また1,000Mbps(1Gbps)を超えるポケットWi-Fiは他にWiMAXの「Speed Wi-Fi NEXT W06」くらいではないでしょうか。

もし通信速度を優先する人であればHW-01Lは第一候補でしょう。

その他、HW-01Lはスマホから遠隔解除して接続することが可能なので、わざわざカバンやポケットからポケットWi-Fiを出す手間がないというメリットもあります。

Wi-Fi STATION HW-01Lの画像
引用元:公式サイト

docomo(公式サイト)で「Wi-Fi STATION HW-01L」を見る

Pocket WiFi 803ZT

Y!mobileが提供しているモバイル型のポケットWi-Fi「Pocket WiFi 803ZT」は、「上り」が最大46Mbps、「下り」が最大988Mbpsと特に「下り」はモバイル型の中でもトップクラスに通信速度が速いです。

また、モバイル型の中でも比較的大きいバッテリーを内蔵しており、約12時間電池が持ちます。外で長時間使用する場合や旅行・出張時でも安心ですね。

 
引用元:公式サイト

Y!mobile(公式サイト)で「Pocket WiFi 803ZT」を見る

Speed Wi-Fi NEXT WX06

UQ WiMAXの「Speed Wi-Fi NEXT WX06(以下:WX06)」は通信速度が「上り」が75Mbps、「下り」が440Mbpsです。普段30Mbpsもあればサクサクとサイトや動画を見ることができるので、充分な速度ではあると思います。

UQ WiWAX(公式サイト)で「Speed Wi-Fi NEXT WX06」を見る

もし通信速度が気になる場合には、UQ WiMAXは2020年7月記事執筆時点で、15日間無料でルーターの貸し出しをするサービスを実施していますので、試しに利用して、問題がなければ引き続き使ってみても良いでしょう。

Speed Wi-Fi NEXT WX06(グリーン 正面)
引用元:公式サイト

Speed Wi-Fi HOME L02

UQ WiMAXの「Speed Wi-Fi HOME L02(以下:L02)」は据え置き型のルーターです。

「上り」は75Mbps、「下り」は1.0Gbpsと普段使いには充分な速度がでます。工事も不要のため、手軽に設置することが可能です。

またモバイル型に比べて、据え置き型なので電波が強く、設置部屋から離れた場所でも快適に利用することができると評判です。

引用元:公式サイト

UQ WiWAX(公式サイト)で「Speed Wi-Fi HOME L02」を見る

SoftBankAir ターミナル4

SoftBankが提供する「SoftBankAir ターミナル4」は「下り」が最大962Mbpsとテレワークには充分な通信速度が出ます。

SoftBank Air(公式サイト)で「SoftBankAir ターミナル4」を見る

据え置き型なので、工事が不要で、コンセントにさすだけで利用することができます。

またSoftBankAirとSoftBankのスマートフォンとセット割があり、スマートフォンの通信料金が毎月1台あたり1,000円割引になります。現在SoftBankユーザーで据え置き型が良いなと思っている人は検討してみてはいかがでしょうか。
※現在キャッシュバックキャンペーンでおトクです。

SoftBank Air

まとめ

今回はテレワークにおすすめの通信速度の速いWi-Fiを5つ紹介してきました。生産性の高いテレワークをする第一歩は通信環境を整えることです。より効率的なテレワークをするために、今回紹介したWi-Fiを検討してみてはいかがでしょうか。