テレワークやリモートワーク、在宅ワークをしていると、ちょっとした隙間(スキマ)時間ができると思います。
どうせならその時間を有効活用して稼ぎたいですよね。そこでおすすめなのが「株式投資」による資産運用です。
テレワーク中であれば、日中に株価を見ながら売買することができるので、自分の希望の株式売買ができ、場合によっては収入をプラスできる可能性が高まります。
今回はそんなテレワークのスキマ時間に株式投資を検討している方へ向け、口座開設におすすめの証券会社を5社紹介していきます。
証券会社を選ぶ3つのポイント
株式投資を始めるには証券会社の口座開設が必要です。
そこで口座開設をする際の証券会社選びに必要なポイントを3つ見ていきましょう。
【ポイント①】手数料
株式売買にかかる手数料は各証券会社によって異なりますが、安いに越したことはありません。
営業を通して売買をする総合証券会社よりもネット証券の方が株式売買の手数料は断然安いです。
ただし、総合証券会社の場合は、営業員より売買タイミングや銘柄のアドバイスを受けることが可能です。
ですので、もし自分で商品やタイミングを選べるのであれば、ネット証券の方がおすすめです。
なお、SBI証券や楽天証券、マネックス証券など大手ネット証券の場合は、手数料はほぼ横並びです。
【ポイント②】サポート体制
株式投資が初心者の方は、サポート体制が整っている方がありがたいでしょう。
サポート体制というのは、「コールセンターの有無」や「株式投資家向けのセミナー」などを指します。
「株式投資家向けのセミナー」については、株式投資家のレベルに合わせた、さまざまなセミナーを実施しているところが良いですね。
【ポイント③】提供される情報
各社証券会社は、動画やセミナー、レポートなどを通じ、独自に株式投資家向けに情報提供をしています。
中には、口座開設者限定で提供している情報もあります。できるだけ多くの情報を提供している証券会社を選びましょう。
おすすめの証券会社5選
それでは株式投資の際に、おすすめの証券会社を5つ紹介していきます。
SBI証券
SBI証券 (https://www.sbisec.co.jp/)「SBI証券」は、ネット証券最大手の証券会社です。2019年12月末時点で、口座開設数は510万件を突破し、日本一です。
SBI証券は、多種多様な金融商品を取り扱っており、投資信託の品揃えも豊富なため、他の証券会社と比べても、買う商品で困ることは少ないでしょう。
また手数料も業界最低水準。「1日定額制プラン」では、1日の約定代金合計額が50万円までは売買手数料が0円です。
さらにIPO(新規公開株式)の取り扱いがネット証券で1番であることも大きな魅力です。
なお、IPOというのは、簡単に言うと新規上場する企業のことで、IPOに申し込みをし、当選すると、上場前に決められた価格(公募価格)で購入することができます。
IPOは上場後に初めて付ける株価(初値)が、公募価格を大きく上回る可能性が高いのが魅力で、投資家に人気です。
楽天証券
楽天証券(https://www.rakuten-sec.co.jp/)
「楽天証券」は、口座開設数が2019年12月末時点で、375万口座と、「SBI証券」「野村證券」に続き、第3位にランクインしている、人気のネット証券会社です。最近、新規口座開設を急速に伸ばしています。
手数料は業界でも最安値です。「いちにち定額コース」であれば、1日の取引金額50万円までは手数料が0円です。
また、楽天証券ならではの魅力が、取引に応じて「楽天スーパーポイント」もしくは「楽天証券ポイント」のいずれかが貰える点。貯まったポイントは、街の店舗や株式投資にも利用することが可能です。
バラエティに富んだ内容の勉強会やセミナーも随時開催しているため、株投資家として、さらなるステップアップを図ることができるでしょう。
マネックス証券
マネックス証券(https://www.monex.co.jp/)マネックス証券は、他のネット証券に比べて米国株の取扱銘柄数が多いという特徴があります。
米国は、日本に比べて、大きく成長しています。成長している国の成長している企業に投資ができるという点が米国株の魅力です。
マネックス証券では、アップルやアマゾンのような大きな会社から、他社では取り扱っていない、小型成長株まで取り扱っています。掘り出し銘柄を探すのが楽しそうですね。
また、ほとんどの投資信託が100円から積立することができ、すべての投資信託の購入時申込手数料が無料なのもマネックス証券の魅力となっています。
投資情報も充実しており、口座開設者は、マネックス証券のオリジナルレポートや会社四季報を無料で読むことができます。
松井証券
松井証券(https://www.matsui.co.jp/)
松井証券は、「手数料無料」が多いという特徴があります。SBI証券や楽天証券と同様に1日の株式取引約定代金の合計が50万円までなら手数料は無料です。
また「NISA手数料」や「投資信託の手数料」などが無料となっています。コストを抑えて、少額投資をしたい人と相性が良い証券会社と言えるでしょう。
おススメ記事:【初心者向け】長期保有におすすめの投資信託7選
またサポート体制も充実しており、2019年度問い合わせ窓口格付け(証券業界)では9年連続で「三つ星」を獲得しています。
野村證券
野村證券(https://www.nomura.co.jp/)野村證券は2019年12月末時点で、口座開設数が452万口座とSBI証券に次いで第二位となっています。
野村證券では営業員を介する「店舗での取引」とインターネットで取引できる「野村ネット&コール」の2種類から取引コースを選ぶことができます。
もし営業員にアドバイスを貰いたいという方は「店舗での取引」を、手数料を抑えて取引したい方は「野村ネット&コール」を利用しましょう。
野村證券の特徴の1つが、IPOの取扱数がトップクラスな点。
商品ラインナップも豊富です。また、口座開設者は、野村證券の専門家による調査レポートやマーケット動画解説などを見て、投資に活用することが可能です。
他のネット証券に比べて、「野村ネット&コール」でも手数料は若干高いですが、投資環境は非常に充実していると言えるでしょう。
まとめ
今回は口座開設におすすめの証券会社を5社見てきました。証券会社によってさまざまな色があることが分かりましたね。
もしどの証券会社にするか決めきれない場合は、複数社で口座開設することも可能ですので、是非検討してみてください。