うつっぽさの原因と対策
新型コロナウイルス感染の不安や、テレワーク・リモートワークによる対面でのコミュニケーションの激減、不慣れな仕事環境など、今年は思いもよらないことだらけの一年となりました。
こうした状況下、「うつっぽさ」を感じている人が増えています。
誰にでも起こりうるこうした「うつっぽさ」の原因と対策をまとめました。
うつっぽい兆候は心身両面に出現
まず、症状は下記のような兆候として現われます。
- 朝起きると気分が悪い
- 時々めまいがする
- 食欲が減退した
- 憂鬱(ゆううつ)な気分が続く
主な理由は人間関係や体調不良によるストレス
うつっぽくなる主な理由について下記に解説します。
人間関係によるストレス
うつの原因の中でも一番多いのが人間関係のストレスです。
職場の上司や同僚との関係、また恋愛や夫婦関係などによるストレスが、うつのきっかけとなる場合が非常に多いです。
しかし、人間関係でのストレスは生きている限り避けられないことです。
自分の気持ちの持ちようや、周囲とのコミュニケーションの取り方を見直して工夫することが大切です。
体の不調によるストレス
体の不調とメンタルは強く結びついており、中でも胃腸の調子と睡眠は重要です。
下痢が続くと気力や体力、また意欲まで減退しますし、睡眠不足の状態では感情的になりやすい傾向が発生します。
他にも、低血圧の人は疲れやすく、女性の場合は生理に伴う身体の変化などにも注意が必要です。
「うつっぽい」を自分で治せる方法
様々なストレスを自分で改善できる方法について下記に解説します。
生活習慣を見直す
朝起きたら日光を浴びる
朝起きてすぐに暖かい日光を浴びることで、脳の中枢にある体内時計がリセットされ、一定のリズムが規則正しく刻まれます。
発酵食品で腸を整える
朝ごはんを食べることも体内時計のリセットに役立ちます。中でも発酵食品で腸を整え、日光と朝食のセットで体を目覚めさせましょう。
人との接し方や考え方を変える
孤立しないで悩みを相談する
テレワークでは孤立しがちなので、周囲とのコミュニケーションを意識的にとっていくことが大切です。
何か悩みがある場合には、誰かに相談したり話を聞いてもらうことで、心が軽くなります。
自分のキャパ以上の仕事を引き受けない
いつも仕事に全力投球するばかりでなく、時には適度に手を抜いたり、人に仕事を振るなど、要領よく振る舞いましょう。
力を抜きながら一定のパフォーマンスを長期間続ける工夫が大切です。
まとめ
慣れないテレワークへの戸惑いなどで、思わぬストレスの拡大が懸念されています。決して無理せず、ストレスによる「うつっぽさ」を軽減できる工夫が求められます。
参照:Classy