タワマン派はテレワークを好まない。コロナで分かった志向性

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの自治体で緊急事態宣言が発令中の状況下、テレワークも普及しつつあります。

テレワーク環境を歓迎し、適応する人とそうでない人がいますが、この嗜好と住居の選択にも関連があるようです。

テレワーク嗜好のタイプとは

コロナ禍や働き方改革によって推進されているテレワークですが、こうした働き方を好むのは、孤独を楽しんだり、またそれをいとわない人です。テレワークで何日間でも一人で機嫌よく過ごせるタイプの人が該当します。

逆に、出社して同僚や仲間と楽しく議論しながら働くことが好きな人は、テレワークに抵抗感を示す場合が多いようです。

テレワークが苦手なタイプの人の多くはまた、SNSなどを中心に社会と繋がって交流を深める傾向が強く、仕事をやりながらもSNSチェックを行うなど、行動が活発です。

マンションの好みとの相関とは

新型コロナウイルスの感染拡大で、テレワークによる働き方が図らずも普及したことで、テレワークを好むタイプと好まないタイプの違いが浮き彫りになりました。

そして、この類型はマンションの好みにも反映されているようです。

タイプ別の「好みのマンション」

テレワークを好まないタイプ

テレワークを好まず、周囲と群れたがるタイプの人が好むマンションは、知り合いなど自分の周りにいる多くの人が共感しそうな物件です。具体的に挙げれば、湾岸エリアのタワマンなどが該当します。

街も人も新しくて派手で、棟内には豪華設備が用意され、多くの人から称賛を浴びやすい環境を好みます。

テレワークを好むタイプ

一方、テレワーク環境下でもストレスなく孤独を楽しめるタイプの人が好むマンションはなかなか類型化できません。

各人の好みが千差万別なので、一概に決めつけられないためですが、あえて定義すれば、あまり派手ではない物件が該当します。

孤独を楽しめる人は、静かに自分らしく暮らせるような物件を好んで選ぶ傾向があります。

まとめ

テレワーク環境下では、出社するよりも孤独な状態で仕事をすることを強いられます。

そのため、こうした状況を自分で受け入れてコントロールできる人には向いていますが、他人との関係性を重視したりコミュニケーションを必要とする人とっては、大きなストレスとなります。

コロナ禍によってマンション選定時の嗜好性との関連がみられることは、興味深い分析です。

参照:ZAKZAK