テレワークやリモートワーク、在宅ワークをするにあたって、
「自宅で仕事用の部屋がなく、仕事をする場所がない」
「仕事スペースはあるけど、子どもや妻(夫)が近くにいて集中できない」
という悩みを持つ人は多いのではないでしょうか。
いつもの生活空間で仕事をしてもなかなか集中力が続きません。
そして、これからテレワークが普及し始めるのを考えると、本格的に集中できるスペースを確保しなければいけませんよね。
そこで今回は自宅でテレワークの仕事をする部屋がないという方に向け、仕事のスペースをつくる5つの工夫を紹介していきます。
自宅で仕事用の部屋がない場合
それでは早速「自宅で仕事用の部屋がなくて困っている」という悩みに対して、何か良い手はないのでしょうか?早速その悩みに対する工夫を5つ、順に見ていきましょう。
テレワーク用のマイブースを設置する

自宅に仕事用の部屋がない場合は、擬似的な部屋を作るのもひとつの手です。フジダン株式会社は強化段ボールでできた机やパーテションなどを使って、一人分の個室をつくる「マイブース」という商品を販売しています。
このマイブースをリビングにでも設置をすれば空間的な仕切りはバッチリですので、集中して仕事に取り組むことができるでしょう。
マイブース(パーテション)単体やマイブース用デスク単体でも販売しており、気になるお値段は、マイブース+デスクで22,500円~、マイブース単体だと13,200円、デスク単体だと9,500円という価格設定となっています。
2万円前後で集中できるスペースが確保できるのです。今後もしばらくテレワークが続く見通しなのであれば、マイブースの活用も検討してみてはいかがでしょうか。
ぼっちてんとを活用する

先ほど述べた「マイブース」と同様の疑似個室を作る発想ですが、「ぼっちてんと」を活用する方法もあります。「ぼっちてんと」とは、その名の通り、一人で入ることができる小型のテントのこと。ネカフェのように周囲との接触を遮断し、簡単に一人の空間を作り出すことができます。
またテントの色は黒く、中は暗室化されますので暗い空間で集中して仕事を進めることができるでしょう。通気性もあり、なんとなく秘密基地で仕事をする感覚に浸ることができます。
在庫が少ないため、お早目に購入されることをおすすめします。
Bauhutte(バウヒュッテ) ほっちてんと
リビングをシゴト仕様にしてテレワークをする

「どうしてもリビングで仕事をしなくてはいけない!」という人は、机や椅子、モニターなどを揃えて、なるべく快適にリビングで仕事ができるようにしてみてはいかがでしょうか。
例えば机一つとっても、省スペースで奥行きの浅いものや立って仕事をするためのスタンディングテーブルなど様々な種類があります。
またモニターを1つ加えるだけでも作業効率はかなりアップします。
このようにちょっと気分を変える意味でも、普段使っている机や椅子以外に「仕事用」の家具やモニターを追加して、なるべく快適な仕事環境を揃えるのも良いでしょう。
ホテルの客室を利用する

「自宅でどうしても仕事用のスペースを確保できない!」という人はいっそのことホテルの客室を利用してみてはいかがでしょうか。
実は今ホテルでは「テレワーク(リモートワーク)応援プラン」を実施しているところが多くあります(応援プランは期間限定のホテルもあります)。
→東京都が運営するテレワーク施設サイト「HOTEL WORK TOKYO」
「応援プラン」は8:00からなど、朝からチェックインすることができ、またホテルですのでWi-Fiなど通信環境はバッチリ。
また、ランチ付きのプランから費用を抑えたい人向けに食事なしのプランなど普通の宿泊プランと同様にニーズに合わせてさまざまなプランがあります。中には宿泊できるプランもたくさんありますので、気分転換にも良いかもしれませんね。
ただし当然ホテル代はどうしても掛かってしまいますので、自分の財布と相談しながら、たまの気分転換に利用してみてはいかがでしょうか。
車内テレワークをする

最後の5つ目の工夫は、車を持っている人は、車の中でテレワークを行う、名付けて「車内テレワークをする」です。つまりマイカーを「仕事部屋」として使います。
車内で仕事となると多少狭くて窮屈に感じる人もいるかもしれませんが、その狭さが却って仕事に集中できることでしょう。
車内テレワークに必要なインバーター

車内でテレワークをするためには、まずノートパソコンやスマホの充電環境を整える必要があります。「シガーソケット」へ「インバーター」を差し込み、充電するようにしましょう。
おすすめのインバーターはこちらから
インバーター経由で充電する際、アイドリング状態でエンジンをかけることが推奨されていますが、長時間エンジンをかけるのは場所によっては禁止されています。ですので、充電したい場合は休憩代わりにドライブをしたり、買い物ついでに少し駐車場に車を停めて充電しみてはいかがでしょうか。
車内テレワークに必要なクッションテーブル

また車内テレワークをする際には「テーブル」も欠かせません。中でも「クッションテーブル」であれば無理のない姿勢で足の上にテーブルを置くことができるので、作業も捗ることでしょう。
車内テレワークに必要な日よけ対策

その他日差しの強い時期は「日よけ」を窓に貼るなどして、快適な車内テレワーク環境を整えましょう。とにかく車内テレワークは環境作りが大切なのです。
まとめ
今回は「自宅でテレワークをする部屋がない」という悩みに対する5つ工夫を紹介してきました。
どの工夫も誰かしらに実践されているものですので、あなたにもハマる可能性は充分にあります。まずは取っ付き易い工夫から始めてみてはいかがでしょうか。