テレワークというと、通勤や満員電車から解放されたり、周りの人や環境を気にしなくて仕事ができたりと「ストレス」から解放されたような気がします。
しかし、”テレワークうつ“という言葉もあるように、新型コロナで急遽テレワークやリモートワークを実施した企業の従業員の中で、テレワークにストレスを感じている人が多くいるようです。
そこで今回は「テレワークとストレス」をテーマに、テレワークの不安やストレス解消法を紹介していきます。
テレワークにはテレワークのストレスがある
テレワークにはテレワークならではのストレスがあります。
パーソル総合研究所が全国の正社員1,000人へ行った調査(2020年3月9日-3月15日)によると、テレワークにより孤独感が高くなったという人が多くいたようです。
このように基本的に1人で仕事を行うテレワークや在宅勤務には、テレワークならではのストレスが生じるため、対策が必要になります。
テレワークのストレス解消法
こういったストレスとうまく付き合うにはどうしたら良いでしょうか。
ここからはテレワークやリモートワーク、在宅勤務でのストレス解消法を5つ紹介していきます。
テレワークによるストレス解消法は以下の5つです。
①いつもと違う場所で仕事する
②同僚とのコミュニケーションを増やす
③散歩・筋トレなど運動をする
④自宅に仕事スペースをつくる
⑤タイマーで業務時間を管理する
ではひとつずつ見ていきましょう。
方法①いつもと違う場所で仕事する
普段テレワークや在宅で仕事を行っている場所とは別の場所でテレワークをするのも気分転換・ストレス解消に良い方法です。生活する場所と仕事をする場所が同じだと仕事がなかなか捗らず、ストレスを貯めてしまう人もいます。
そこで、たまには3密に気をつけながらコワーキングスペースに行ってみたり、カフェで仕事をしてみてはいかがでしょうか。
もちろん自宅内で、ベランダにデスクを置いて仕事をしてみたりと場所を代えても良いでしょう。
最近ではテレワーク向けのプランを提供しているホテルもありますので、少し豪華にホテルを利用してみても良いかもしれません。
方法②同僚とのコミュニケーションを増やす
テレワーク中は出社に比べてコミュニケーション量が減ります。普段オフィスで何気なくしていた雑談ができない、帰りに一杯飲む、なんてこともテレワーク中だとなかなかできなくなります。
コミュニケーション量を増やすことで、テレワーク独特の孤独感は和らぎます。例えば、ZOOMなどでオンライン飲み会を開いてみたり、業務でチャットツールを使っているのであれば、雑談部屋をつくるなど、業務に関する以外のことでコミュニケーションを取ってみても良いでしょう。
各社このテレワークにおけるコミュニケーション不足については課題としているところが多いようで、さまざまな対策を講じています。
詳しい各社の対策についてはテレワーク課題の「コミュニケーション」、各社の対策まとめにまとめていますので、参考にしてみてください。
方法③散歩・筋トレなど運動をする
テレワークは通勤がない分、運動不足になりがちです。
テレワークをしてから”普段と違う姿勢で仕事をする“ことが原因と考えられ、身体の不調を訴える人が多くなったというアンケート結果も出ています。なお、アンケートはオムロンヘルスケア株式会社が男女1,000人を対象にしたものです。身体の不調は、かなりのストレスになりますよね。
これらの身体の不調を抑える方法の一つとして、散歩や筋トレなど軽い運動をテレワーク中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
もし「そんな時間ないけど運動不足に悩んでいる……」という人は座っているだけで、腹筋を鍛えられる椅子やバランスボールもありますので、活用してみても良いかもしれません。
方法④自宅に仕事スペースをつくる
自宅に子どもや妻や夫がいると、なかなか集中して業務に取り組めず、ストレスが溜まりますよね。そこで自宅に仕事専用のスペースを作ってみてはいかがでしょうか。
自分の部屋があれば、その部屋を活用しても良いですし、ベランダで仕事をしても良いでしょう。
しかし、そもそも自宅に作業するスペース・部屋がない……という人はテレワークできる部屋がない問題、困ったらすぐできる工夫5つの記事を是非参考にしてみてください。部屋がない問題を解決できる5つの工夫を紹介していますので、あなたのお力になれるはずです。
方法⑤タイマーで業務時間を管理する
テレワークでついついダラダラと仕事をしてしまうことはありませんか?
生活空間と仕事空間が同じテレワークは、プライベートとの境目が曖昧なため、プライベートとのオン・オフがつきにくいです。
そのため、業務が長引いたり、精神的にモヤモヤが溜まってしまうこともあるでしょう。
そこでタイマーを使って時間を区切り「この時間までにこの作業をする」「18時までにこの仕事をして今日の業務は終わり」というように、業務を管理してみてはいかがでしょうか。
また「業務25分→休憩5分→業務25分→休憩5分」というように、時間を区切って業務を行うのも、業務のメリハリをつけたり、集中して業務を行う上でもおすすめです。
なお、リモフリではテレワーク下でも集中して仕事をするための工夫を紹介している「テレワークで集中できない」、7つの効果的な解決方法という記事も公開しています。是非ご覧くください。
まとめ
今回はテレワークにおけるストレスの対策方法を紹介してきました。テレワークにはテレワークならではのストレスがあります。
テレワークのストレスと上手く付き合うことができれば、より快適なテレワークライフを送ることが可能です。是非今回紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか。