「会社でテレワークが導入される。しかし、自宅にWi-Fiがなくて困っている・・・」そんな悩みを抱えている人へ、今回はすぐにネットWi-Fiを使いたい人へ購入前に見るべきポイントをまとめてみました。テレワークでより良いネット環境をつくるヒントになればと思います。
すぐ使いたい方は要チェック。Wi-Fi購入で注意したいポイント
それでは早速「Wi-Fiがない」&「すぐに使いたい」方へ、Wi-Fi購入時に注意すべきポイントを9つ解説していきます。
セキュリティに注意
テレワークを行う際にまず気をつけなければいけないのが「セキュリティ」です。セキュリティが弱いWi-Fiでテレワークをすると、ウイルス感染などのリスクが増加するためです。
もしポケットWi-Fiの利用を考えている人は最もセキュリティの高いWPA2(AES)という暗号化方式のものを選ぶようにしましょう。
また、カフェや図書館など無料で利用できるWi-Fiは他のパソコンからアクセスされる可能性があるため、利用しない方が良いです。
こちらの記事でセキュリティがしっかりしており、更に格安なWi-Fiを紹介しているので、是非参考にしてみてください。
通信速度の速さに注意
快適なテレワークをするには通信速度は大切です。
通信速度には「上り」と「下り」があり、主にデータの受信時の通信速度である「下り」が速い回線やルーターを選びましょう。
また光回線の場合は、NURO光とau光が現状もっとも速く、それ以外の光回線が後に続きます。ただし、光回線であれば基本的に最大1Gbpsの速度が出て、更に安定性も高いです。そのため通信速度に対して過度な心配は要らないかもしれません。
1日に使用するギガ数に注意
1日に使用するギガ数は、業務内容やプライベートでどれくらい通信をするかによって異なります。
そして、もし1日に使用するギガ数と合わないプランを選んでしまうと、通信制限に悩まされる恐れがあります(光回線の場合は通信制限がないので、この心配は要りません)。
では、1日にどれくらいのギガ数を使うのでしょうか。
おおよそ1日最低2GB以上は使うと見積もって、プランやルーターは選んだ方が良いでしょう。ただし、使用ギガ数は個人差があります。例えばZoomなどでのテレビ会議やSkype電話をよくする人は、しない人に比べて多くの通信量を消耗します。
そこでもし、「Wi-Fiが良いけれどたくさんギガ数を使いそう」という人は利用通信量が「無制限」もしくは「完全無制限」のWi-Fiを選ぶのも手です。
参考記事:1日のギガ数はどのくらい?テレワークに役立つおすすめポケットWi-Fiとは
対応エリアに注意
光回線・Wi-Fiともに、自宅が通信対応エリアか念の為チェックしましょう。
例えばNURO光は東北・四国地方は対応エリアでなかったりと、有名な回線業者・プロバイダーでも自宅に対応していない可能性があります。特に山間部にお住まいの方は対応エリアではない可能性もありますので、必ず確認しておきましょう。
参考記事:NURO光のメリット・デメリット
急ぎ&外でもテレワークをしたいならポケットWi-Fi
もしあなたが「最短でネット環境を整えたい」もしくは「外でもテレワークをしたい」とお考えならば、ポケットWi-Fiが第一選択肢に挙がるでしょう。
ポケットWi-Fiは工事不要で最短翌日から利用可能です。もちろん外に持ち運べるので、カフェや図書館など外でもテレワークを行うことができます。
テレワークで人気のWi-Fiルーターを紹介しています。是非、参考にしてみてください。
参考記事:テレワークでおすすめのレンタルWi-Fi
参考記事:テレワークにおすすめポケットWi-Fi
部屋が広めで大人数なら据え置き型
もしポケットWi-Fiか据え置き型かで迷っていて「部屋が広く、家族も利用する」という場合は据え置き型がおすすめです。
据え置き型はポケットWi-Fiに比べて電波が強いです。そのため、部屋が広い&使う人数が多少増えたとしても、ポケットWi-Fiに比べて快適にインターネットを利用することができます。
持ち運びもしようと思えばできますので(ただし、持ち運び不可のルーターもあります)、ホテルや出先で使おうと思えば使えます。
据え置き型のメリット・デメリットと、おすすめの据え置き型を知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
通信の安定性重視なら光回線
もしネット環境に通信の安定性が第一優先の人は光回線がおすすめです。
ポケットWi-Fiや据え置き型に比べて、光回線は通信の安定性が高いため、回線が切れるリスクは相対的に低くなります。
また通信制限がなく、通信速度も一般的な光回線であれば最大1Gbpsのため、「とにかく快適なネット環境が欲しい」という人は光回線を検討しましょう。
※ただし光回線の開通までは2週間~2ヶ月程度かかる場合もあるので、今すぐにネット環境を整えなければいけない人は注意が必要です。
参考記事:テレワークにおすすめの光回線と利用時の3つのメリット
月額料金はWi-Fiの方が安い
月額料金は光回線よりWi-Fiの方が安い傾向にあります。
例えば、格安のプロバイダの「GMOとくとくBB」月額3,609(税抜)~で利用できるのに対し、光回線のドコモ光は月額4,000円(税抜)~掛かります。
ただし、光回線もプロバイダーやキャンペーン割引によって、安くなる場合も多いので、あくまで傾向として覚えておいてください。
まとめ
今回はWi-Fiがない場合に見るべきポイントをさまざま見てきました。部屋の大きさやネットを利用する人数、また外でもテレワークを行うかどうかによって、どのWi-Fiもしくは光回線を契約するのかが変わってきます。この記事で挙げたポイントを踏まえて、ネット環境を整えてみてはいかがでしょうか。